一人暮らしの引越し料金の相場は?おすすめの事業者3つや安くおさえるコツ

一人暮らしの引越し料金の相場は?おすすめの事業者3つや安くおさえるコツ
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summary
  • 引越し料金の相場は人数や荷物量・移動距離・引越しする時期などによって異なります
  • 一人暮らしの引越しにおすすめのプランとしてよく知られているのが「単身引越しパック」と「単身引越しプラン」です
  • 「単身引越しパック」はコンテナを利用した単身者向けのサービスで、荷物が少ない方におすすめの引越し方法です
  • 「単身引越しプラン」は荷物量に制限がないため多くの荷物を運ぶことができますが、単身引越しパックよりも費用が高めに設定されています

一人暮らしの引越しについて調べている方の多くは、これから一人暮らしを始める方や、すでに一人で暮らしていてこれから引越しを検討している方などがいると思います。

引越しに関する知識は、たとえば料金の相場や単身者におすすめの引越し業者、引越し料金を安くおさえるコツなど、知っているのと知らないのとではコスト面で大きな差が生まれるでしょう。
そこで今回は、一人暮らしの引越し事情に着目し、リーズナブルな引越しを叶えるさまざまなポイントをご紹介します。今まさに引越しを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

一人暮らしの引越し料金の相場

一人暮らしの引越し料金の相場

引越しするうえでまず気になるものといえば、やはり引越し料金でしょう。とはいえ、料金の相場は人数や荷物量、移動距離、引越しする時期などによって異なるため、一概に「○円です」と断定できるものではありません。

以下の料金表は、荷物量・移動距離・時期ごとに分けた一人暮らしの引越し料金の目安です。

【荷物が少ない場合】

移動距離 通常期(5~2月)の料金相場 繁忙期(3~4月)の料金相場
~15km未満(同一市区町村内) 約34,376円 約39,259円
~50km未満(同一都道府県内) 約36,049円 約45,822円
~500km未満(近隣エリア) 約42,068円 約54,620円
500km~(長距離エリア) 約61,483円 約67,202円

【荷物が多い場合】

移動距離 通常期(5~2月)の料金相場 繁忙期(3~4月)の料金相場
~15km未満(同一市区町村内) 約45,379円 約52,975円
~50km未満(同一都道府県内) 約48,860円 約58,198円
~500km未満(近隣エリア) 約60,758円 約71,510円
500km~(長距離エリア) 約96,128円 約111,650円

一人暮らしの引越しにおすすめのプラン

一人暮らしの引越しにおすすめのプラン

一口に“引越し”といってもさまざまな方法があり、引越し業者の数だけ引越しプランも存在します。そのなかには単身者向けのサービスも用意されており、とくに知られているサービスが以下の二つです。

  • 単身引越しパック
  • 単身引越しプラン

単身引越しパック

単身引越しパックとは、「コンテナボックス」を活用した単身者向けの引越しサービスです。コンテナボックスのサイズがあらかじめ決まっており、そこに収納できる荷物に限って運搬ができます。ボックスの大きさは引越し業者によって異なるものの、目安としては高さ130~180cm・横幅104~108cm・奥行74~105cmくらいのサイズが一般的です。ベッドや食器棚といった大きな家具をはじめ、サイズ次第では冷蔵庫や洗濯機、自転車などが運べない分、通常の引越しプランよりも比較的安い価格設定になっています。

また、積める荷物の量が事前に決まっていることから、電話や訪問での見積もりが不要なケースがほとんどです。そのほかのメリット・デメリットについては下記を参考にしてください。

メリット

  • 通常の引越しプランよりも安い場合が多い
  • インターネット上で簡単・気軽に予約できる
  • 電話や訪問での見積もりがないケースがほとんど
  • 荷物破損のリスクが少ない
  • 荷物の搬出や搬入をプロの作業員がやってくれる
  • 割引サービスを行っている引越し業者もある

前提として引越し業者にもよりますが、単身引越しパックは基本的にインターネット上で予約可能です。簡単にお申込みできるほか、荷物を収納するコンテナボックスの多くは金属製で頑丈になっています。滑車もついていてスムーズに運べることから、荷物が破損する心配はほとんどないといえるでしょう。

荷物の搬出や搬入に関しても、通常の引越しと同じくプロの作業員が行ってくれるため安心でしょう。引越し業者によっては新居での荷解きや設置を行ってくれるところも多いため、自分の車で引越し作業を進めるよりもお手軽だといえます。

デメリット

格安の引越しプランでありながら、さまざまなメリットが得られる「単身引越しパック」ですが、その一方で覚えておきたい注意点もいくつかあります。

  • 追加料金が発生する場合がある
  • 大型家具・家電は運べないなど、荷物のサイズに制限がある
  • 新居への荷物到着は基本的に翌日以降
  • ダンボールなどの資材の無料提供がない場合が多い

もし想定よりも荷物が多くなってしまったときは、コンテナボックスの追加が必要です。その際は当然ながら追加料金が発生するため、予算がオーバーしてしまう可能性もあります。

当日になって所定のコンテナボックスに荷物を積みきれないことが発覚した場合や、コンテナボックスを追加できなかった場合は、新たな配送手段を考えることも必要です。場合によっては通常の引越しプランよりも費用が高くなる恐れがあるため、「単身引越しパック」の利用を考える際には慎重に検討しましょう。

また、単身引越しパックを利用するうえで覚えておきたいのが、荷物の到着は基本的に翌日以降になることです。たとえ移動距離が短くても当日に受け取れないケースがあるので、引越し当日は荷解きできないと考えたほうが良いでしょう。

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向いている人の特徴

さまざまなメリット・デメリットを踏まえたうえで、単身引越しパックの利用にはどのような人が向いているのでしょうか。荷物の量が少ないという点から考えると、以下のいずれかに当てはまる人におすすめです。

  • 単身赴任、かつ荷物が少ない人
  • 家具付き物件への引越し
  • シェアハウスへの引越し
  • 社員寮への引越し
  • 引越し先で家具家電をそろえる予定の人 など

単身引越しプラン

単身者向けサービスにはもう一つ、「単身引越しプラン」と呼ばれるものが存在します。単身引越しプランでは単身引越しパックのようにコンテナボックスを利用しないうえ、荷物量やサイズに制限がありません。そのため、より多くの荷物を運ぶことが可能ですが、その分費用は単身引越しパックよりもやや高めとなっています。

メリット

続いて、単身引越しプランのメリットを確認していきましょう。

  • 荷物量やサイズの制限がない
  • ダンボールなどの梱包資材を無料で提供してもらえる場合が多い
  • 荷物がその日のうちに到着する

一言でいえば、単身引越しパックではできないことが叶う点が「単身引越しプラン」の主なメリットです。荷物量やサイズに制限がある単身引越しパックに対して、単身引越しプランは通常の引越しプランとほぼ同じような形で作業を進めていきます。

また、梱包に必要なダンボールや布団袋などの梱包資材は基本的に無料で提供してもらえるうえ、荷物もその日のうちに受け取り可能です。荷物量が多く、引越しをしてすぐに荷解きを進めたい方にはまさにおすすめのプランといえるでしょう。

デメリット

続いて、単身引越しプランのデメリットについてです。

  • 単身引越しパックより料金が高いケースが多い
  • 長距離になればなるほど費用がかさみやすい
  • 見積もりの手間がかかる

単身引越しパック同様、単身引越しプランにも覚えておきたいデメリットと注意点があります。たとえば、単身引越しパックとは違って見積もりをあらかじめ頼む必要があるので、その分の手間がかかるのはデメリットの一つです。

また、単身引越しプランの料金は、トラックの移動距離が長ければ長いほど高くなります。ただでさえ単身引越しプランは単身引越しパックよりも高い料金設定のことが多いため、長距離の引越しを考えている人は注意する必要があります。

向いている人の特徴

以上の点を踏まえると、単身引越しプランに向いている人は下記のいずれかに当てはまる人だと考えられます。

  • 単身でも荷物が多い人
  • 大型家具・家電も一緒に運んでもらいたい人
  • 近場の引越しを考えている人

一人暮らしの引越しにおすすめの事業者3選

一人暮らしの引越しにおすすめの事業者3選

引越し料金の相場や単身者向けのサービスを把握したところで、次は一人暮らしの引越しにおすすめの事業者をご紹介します。数ある引越し業者のなかから、今回は以下の3社に注目しました。

  • 単身引越しナビ
  • 日本通運
  • アリさんマークの引越し社

単身引越しナビ

単身引越しナビ

画像出典:単身引越しナビ

札幌、仙台、首都圏、近畿、東海、福岡エリアに在住の単身者の方で、電話なしで、かつ引越し業者とのやり取りを極力少なくしたい方には当サイトが提供する定額引越しサービスの「単身引越しナビ」がおすすめです。荷物の制限は2トンのショートトラックに載せられるだけなので料金体系も非常にわかりやすく、見積もりの時間が削減できるようになっています。

大型の家具・家電があっても、既定のサイズに収まるのであれば料金は変わりません。信頼できる数多くの提携事業者がいるから希望日でのお引越しが可能です。また電話対応は単身引越しナビかマッチングした引越し業者だけなので安心して利用できます。しつこい営業電話も、訪問見積もりもないので、じっくりと引越し準備を進められるでしょう。

こちらから電話することはなく、ネットから申し込んだら、マッチングできるまで待っていればOK。申込み手続きもネットで完結します。引越し業者が見つかったら、あとは当日までに梱包を済ませるだけです。梱包で使うダンボールも20枚ついてくるので、梱包資材の調達は必要ありません。時間のない人、できるだけ手間を少なくして引越ししたい人は、ぜひ利用してみてください。

運営会社 株式会社エイブル 拠点数
見積もり方法 Web 対応エリア 札幌、仙台、首都圏、近畿、東海、福岡
オプションサービス 洗濯機、エアコンの取付け・取外し等 支払い方法 現金
クレジットカード
本社所在地 東京都港区元赤坂1-5-5 電話番号

※2022年5月時点

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日本通運

日本通運

画像出典:日本通運

日本通運は、国内輸送や国際輸送、専門輸送など、さまざまな物流ニーズに精通した総合物流企業です。引越しに関しても、2022年のオリコン顧客満足度(R)調査で“引越し会社”第1位に輝いた実績があります。

同社の公式サイトによると、日本通運の国内における引越しプランは、大きく「単身の引越し」「家族の引越し」「法人の引越し」の3種に分かれており、とくに個人向けサービスに関してはさまざまなニーズに合わせたプランが用意されています。そのなかから今回注目するのは、「単身パックS・L」と「単身パック当日便」です。それぞれの特徴について、以下で詳しくご説明しましょう。

まず、「単身パックS・L」は、少量の荷物かつ“遠”距離の引越しにおすすめです。荷物は専用のコンテナボックスを使い、Sサイズであれば高さ155・横幅108・奥行74cm、Lサイズであれば高さ175・横幅108・奥行104cmのコンテナボックスとなっています。また、「単身パックS・L」では“インターネット割引”や“複数ボックス割引”といったさまざまな割引を実施しているほか、追加料金を払えば家具の取外し・取付けなどのオプションもつけられるそうです。

一方、「単身パック当日便」は少量の荷物かつ“近”距離用の引越しプランで、作業開始から4時間以内に終了する手軽な引越しサービスのようです。「単身パックS・L」と違ってコンテナボックスを使わず、梱包用資材(ダンボール10個、テープ1個、布団袋1袋、ハンガーボックス4個)を無料提供してくれます。加えて「単身パック当日便」に含まれない有料オプションとして、荷物の一時保管や不用品・家電リサイクル品の引き取りも実施中とのことです。

オプショナルサービスの詳細は公式サイトに掲載されているので、気になる人はぜひ確認してみてください。

運営会社 日本通運株式会社 拠点数 188
見積もり方法 Web
電話
対応エリア 全国
オプションサービス 除菌・抗菌サービス、荷物の一時保管、不用品の引き取り、エアコン工事など 支払い方法 現金
クレジットカード
QRコード決済
本社所在地 東京都千代田区神田和泉町2番地 電話番号 03-5801-1111(代表)
0120-154022

※2022年5月時点

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アリさんマークの引越社

アリさんマークの引越社

画像出典:アリさんマークの引越し社

最後にご紹介するのは、印象的なCMを目にしたことのある人も多いであろう「アリさんマークの引越社」です。同社は昭和46年6月に創業して以来、引越しだけを専門に扱ってきた事業者です。公式サイトを確認すると、「家族でお引越し」「単身でお引越し」「長距離のお引越し」の三つを掲げており、単身者向けの引越しサービスには「ミニ引越しプラン」があります。

ミニ引越しプランは荷物量によってコースが変わり、種類は全部で三つです。ダンボール10個までの「超ミニ引越しプラン」、たたみ1畳分ぐらいに入る荷物(ダンボール15個まで)を目安にした「特ミニ引越しプラン」、そしてたたみ3畳分くらいの荷物量(ダンボール20個まで)が目安の「ミニ引越しプラン」が用意されています。加えて、2022年5月現在、“ご成約プレゼント”と称して荷造りの手助け用品がサービスされるうえ、作業終了後の10分間を使って引越しのお手伝いをしてくれる“とっておきサービス”付きです。とっておきサービスはすべてのプランに適用され、簡単な掃除や配置換え、荷解きの手伝いなどを無料で行ってくれるようです。

ただし注意したいのが、ミニ引越しプランでの引越しは同一区内・同一市内の6km未満が条件となります。ダンボールの大きさも縦+横+奥行=150cm以内のものに限り、引越しの日にちや時間の指定などはできません。

運営会社 株式会社引越社 拠点数 59
(研修センターとアリさんサービスは除く)
見積もり方法 電話・訪問 対応エリア 北海道エリア、関東エリア、静岡エリア、中部エリア、京滋エリア、関西エリア、中国エリア・九州エリア
オプションサービス とっておきサービス
(無料)
支払い方法 現金
クレジットカード
一部のQRコード決済
本社所在地 東京都江戸川区
松本2-34-6
(東京本部)
電話番号 0120-77-2626

※2022年5月時点

アリさんマークの引越社の詳細を見る

引越し料金を安くおさえるコツ3選

引越し料金を安くおさえるコツ3選

引越しにはそれなりのお金がかかるとはいえ、コストは安いに越したことはありません。では、どうすればコストをおさえられるのでしょうか。

主なポイントは以下のとおりです。

  • 相見積もりを取る
  • 荷物を減らす
  • 安いタイミングで引越しする

相見積もりを取る

「相見積もり」とは、1社だけでなく複数の引越し業者に同じ内容で見積もりをお願いすることを指します。もちろんさまざまな事業者に依頼するということは、最終的にいくつかの事業者を断る必要も出てきますが、その分相見積もりによって得られるメリットがたくさんあります。

たとえば見積もりを依頼した事業者が1社だけだと、その見積もりが適正価格なのかどうか判断するのが難しいかもしれません。しかし、相見積もりを取ればそれぞれの見積もりを比べられるので、引越し料金の相場が把握しやすくなります。料金に限らず受けられるサービスも比較できるほか、価格交渉がしやすくなる場合もあります。

荷物を減らす

引越し料金をおさえるためには、荷物を減らすことも大事です。先述したとおり、引越し料金は荷物量によって変動していきます。

たとえば、先ほどご紹介した「ヤマトホームコンビニエンス」の単身者向けサービスを例に出すと、集荷日・荷物の到着日が両日とも平日だった場合、公式サイトによれば専用ボックス1本分の料金例は23,100円(税込)です。同じ条件で専用ボックス2本を利用した場合は、倍の46,200円(税込)がかかります。つまり、荷物を専用ボックス1本分におさえるだけで、料金が半額になるのです。もちろん、住まいの条件や大型家具・家電があるかによっても料金は変わってくるため、詳細については各引越し業者に確認してみましょう。

また、料金が安くなる以外の点でいえば、荷造り・荷解きが楽になるというメリットもあります。荷解きはダンボールから荷物を出すだけではなく、出したすべての荷物を収納しなくてはならないので、何かと労力を使う作業です。新居へ運ぶ荷物を減らすことで、料金が安くおさえられるうえに、荷造り・荷解きが楽になります。

安いタイミングで引越しする

最後にご紹介したいコツは、引越しが安くなるタイミングを見計らうことです。たとえば、引越しが集中する3~4月の繁忙期は料金が高くなるため、それ以外の時期が狙い目という話は聞いたことがある方もいると思います。

料金が安くなるタイミングはほかにもあり、その一例を挙げるとカレンダーなどで「仏滅」「赤口」と記されている日です。というのも、引越しに関してお日柄を気にする人は多く、縁起が良いとされる「大安」などは引越しの予約が集中しやすくなります。つまり、縁起の悪いとされる「仏滅」や「赤口」は引越し料金が安くなりやすい傾向にあるため、引越し料金のコストカットに繋がります。

また、仕事や学校が休みである「土日」「祝日」は、引越しの予約が集中しがちです。反対に平日は予約が取りやすく、その分料金もおさえられるのでおすすめです。さらに、「引越しを早めに終わらせて午後からゆっくり荷解きしたい」という人が多い傾向にあるため、平日のなかでもさらに「午後」の時間帯が狙い目といえるでしょう。

それよりもっと料金をおさえたい場合は、フリー便の活用がおすすめです。フリー便は引越し業者の都合に合わせて時間帯を決めるプランのため、引越しの前日までいつになるかわからないというデメリットもありますが、引越しの当日にほかの予定がない方や荷解きなどは翌日以降に行うのでも構わないという方にとっては一番お得といえます。

ほかにも日割り計算が難しい賃貸に住んでいる人は、契約が切れる直前の「月末」、あるいは契約が切れた「月初」に引越しするケースが多い傾向が見られます。そのため「月末」「月初」は予約が集中しやすく、料金が高くなる可能性があります。よって、日程に融通が利く人は、なるべく「月末」「月初」は避けると良いでしょう。

引越し業者を利用しないで費用をおさえる方法

引越し業者を利用しないで費用をおさえる方法

ここまで事業者に依頼する前提で話を進めてきましたが、必ずしも引越し業者を頼る必要はありません。場合によっては事業者を利用せずに作業を進めた方が料金をおさえられるうえ、ストレスフリーな引越しが叶いこともあります。では事業者を利用しない方法としてどのような手段がとれるのか、以下に詳しくまとめてみました。

  • 自分で引越しする
  • 宅配便を活用する

自分で引越しする

まず一つめの方法は、単純に自分で引越し作業をすることです。もちろん荷造りから荷物の輸送、荷解きまでをすべて自分でやるため、「引越し用のレンタカーを借りる必要がある」「荷物を運ぶのが大変」「部屋や荷物などを傷つけたときに補償されない」などのマイナス点もありますが、最大のメリットは料金を安くおさえられる点にあるでしょう。自分で引越しする際にかかるコストといえば、基本的にはレンタカー代や交通費くらいなので、引越し業者よりも安くおさえられるのです。

またプライバシー管理を徹底している事業者でも、自宅を特定されることに少なからず不安を感じる人も少なくありません。ほかにも事業者とはいえ他人が自宅へ立ち入ることに抵抗がある人も多いため、そういった意味ではプライバシーの保護ができる、心理的負担を軽減できるというメリットもあります。

宅配便を活用する

自分で引越しする以外の手段でいえば、「宅配便」を活用するのも一つの方法です。宅配便とは佐川急便やヤマト運輸など、主に一般消費者を対象とした輸送サービスのこと。フリマアプリの利用者が増えている昨今、相手に商品を送るために宅配便を利用した経験がある人も多いのではないでしょうか。

宅配便で扱える荷物の重量は1個あたり30kg以下です。大きさは縦+横+高さ=170cm以下と定められており、宅配業者の多くはたいてい縦+横+高さ=60cmを下限として約4~7サイズに区分しています。料金は宅配業者によって異なりますが、たとえば関東圏内での輸送の料金は1個あたり1,000円前後。大きな荷物の輸送でも2,000円前後で対応してくれるところが多いようです。

つまり大型家具・家電がないうえ全体的に荷物が少ない人は、宅配便で荷物を送った方がコストをおさえられる可能性があります。ダンボール10個程度の荷物量であれば、引越し業者に頼んだりトラックをレンタルして運んだりするよりも、安く済ませられるかもしれません。

またそのほかのメリットとしては、料金が明確である点や見積もりが必要ない点が挙げられます。ただしその裏には「大きな荷物が送れない」「ダンボールを用意しなくてはならない」「発送当日に荷物が届かない場合がある」などさまざまなデメリットもあるので、自分に向いている方法かどうかしっかり吟味する必要があるでしょう。

まとめ

この記事では引越し料金の相場やおすすめの引越し業者、料金をおさえるコツなど、一人暮らしの引越しに役立つ情報をご紹介しました。

近い将来、一人暮らしの引越しを考えている人は、今回の情報をもとに自分にぴったりの引越しプランが見つかると良いですね。