短距離・近距離引越しの費用相場とおすすめ業者を紹介

短距離・近距離引越しの費用相場とおすすめ業者を紹介
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summary
  • 短距離・近距離引越しの料金は通常期と繁忙期で違い、繁忙期のほうが高額です
  • 短距離・近距離引越しでも通常の引越しと準備することは変わりません
  • 短距離・近距離引越しで費用をおさえるには、繁忙期を避けるほか、極力自力で引越しをする必要があります

引越し業者を頼むほどの距離でもないが、自力で引越しするには手間がかかると、判断に迷う人がいる短距離・近距離引越し。比較的短距離であるため、費用をおさえたいと自分で実施する人も珍しくありません。しかし、自力の引越しでは危険がつきもの。それでもどうにかして安く、短距離引越しを済ませたい人は多くいます。

今回は、短距離・近距離引越しの方法と引越し業者に依頼した場合の費用、短距離・近距離引越しで費用を安くおさえる方法について解説します。単身者や少量で荷物が済む人も、引越し業者に依頼するかどうか決めかねている人も、ぜひ参考にしてください。

短距離・近距離引越しの方法

短距離・近距離引越しの方法

短距離・近距離引越しの方法は、次の3つがあります。

  • 引越し業者に依頼する
  • 大きい荷物のみ引越し業者に依頼する
  • 自分で運ぶ

短距離・近距離引越しは、自分で荷物の搬出をしようとする場合もあるでしょう。しかし、家具の大きさや荷物の量、家族の人数によってはあまり現実的でない場合もあります。自身の引越しで運ぶ荷物の大きさや重さを考えて、運搬方法を考えましょう。

引越し業者に依頼する

引越し業者に依頼すると、家具の大きさや人数に関係なく荷物を新居まで運んでくれます。全国展開の引越し業者でも、短距離・近距離引越しのサービスを展開しているところもあるため、頼れる存在になるでしょう。とくにファミリー世帯が引越しをする際には、家具も家電製品も比較的大きくなりがちです。自力ですべて運ぶのはあまり現実的ではないため、引越し業者を依頼するのも一つの方法です。

ほかにもメリットがあります。引越し業者は引越しのプロです。素人には難しい作業でも迅速・丁寧にこなしてくれます。また、万が一のことがあった場合に補償をしてくれる可能性があるのも、引越し業者に依頼するメリットです。輸送中に引越し業者の不手際で破損した場合などがそれです。ただし、補償については対象外の物品もあるため、事前に確認しておく必要があります。

デメリットは、費用がかかってしまう点です。長距離の引越しに比べればそれほど高額にはなりにくいものの、荷物の搬入出だけでも料金が発生します。もし、荷物の梱包から依頼したり、エアコンの取り外し・取り付けなどのオプションを依頼したりするとさらに費用は高くなります。引越しの日程を確実に開けておかなければならないのもデメリットで、急な引越しになってしまった場合は対応してもらえないこともありえるでしょう。プロに依頼する以上仕方のないことですが、しっかりと覚えておきましょう。

大きい荷物のみ引越し業者に依頼する

ソファや冷蔵庫・洗濯機といった、個人では運び出しにくい荷物だけを引越し業者に依頼し、それ以外の荷物は自力で新居まで運ぶ方法があります。家具だけ、大型家電だけを運んでくれるプランを設けている引越し業者は多く、荷物すべてを引越し業者に運んでもらうよりも安く済む場合がほとんどです。たとえば冷蔵庫は、横向きで輸送すると故障に繋がる恐れがあるデリケートな家電製品です。引越しのプロである引越し業者に依頼することで、故障のリスクを軽減できると考えればいいでしょう。

オプションで、ピアノを運んでくれる場合もあります。ピアノは非常にデリケートで、運送が難しい荷物の一つです。分解・組み立てが必要になる場合もあるため、専門業者に依頼するか、引越し業者のオプションを利用するのがベストな選択です。引越しの完全お任せの場合と同様制限はあるものの、万が一の場合には補償が適用されることもあります。

デメリットは費用がかかってしまう点と、ファミリー層や荷物が多い場合は大型家電や家具を除いてもそれなりの荷物になる可能性が高い点です。場合によってはレンタカーなどを借りる必要があり、結果的に引越し業者にすべて依頼したほうが安かったとなってしまう可能性もあります。引越しにかかる料金は事前に見積もり段階で確認し、すべて運んでもらったほうが良いのか、一部の大型家具、家電だけ運んでもらったほうが安いのかを検討しましょう。

自分で運ぶ

短距離引越しで、かつ荷物も少量であり、自力で運べる場合は自分で運ぶのも良いでしょう。引越し料金は当然不要になるため、かなりの節約に繋がります。自家用車を持っていない場合はレンタカーを借りなければなりませんが、梱包材の購入費用やレンタカーのガソリン代を入れても、引越し業者よりは安く収まります。引越しの日時を自分で調整できるのもメリットです。

一方で、当然ながらレンタカーの手配から荷物の積み下ろしまで、すべて自力でやらなければなりません。もしその間に荷物を破損したり、落としてしまったりしても補償は受けられません。自力でやる以上はすべて自己責任になるため、自分で引越しをする場合は荷物の取り扱いに注意しましょう。

また、協力してくれた友人や同僚に対して、謝礼を渡す必要があるでしょう。言葉だけで済ませても構いませんが、それ以外でも感謝の気持ちを伝えることは非常に大事なことです。現金を封筒に入れて渡しても良いですし、後日食事に誘ってごちそうするのも良いでしょう。引越し料金自体は抑えられますが、それ以外のポイントで費用がかかります。

短距離・近距離引越しの費用相場

短距離・近距離引越しの費用相場

短距離・近距離引越しにかかる費用は、引越しが集中する繁忙期、それ以外の通常期で大きく変動します。また、引越しの距離や運ぶ荷物の量、引越しをする曜日によっても金額は変わります。以下の表は、各種条件下での費用相場です。なお、前提として単身者の引越し相場は3万円前後です。以下の表も単身者の引越しと仮定しています。

■ 繁忙期

15km未満 50km未満
引越し荷物少なめ 約44,800円 約53,900円
引越し荷物多め 約86,800円 約99,200円

■ 通常期

15km未満 50km未満
引越し荷物少なめ 約32,400円 約36,300円
引越し荷物多め 約61,800円 約72,500円

距離や荷物の量によっても料金は変動しますが、引越しする時期が少しずれるだけで1万円以上の差があります。一般的に、引越し業者の繁忙期は新生活が始まる3~4月、それ以外を通常期としていることがほとんどです。3~4月は転勤や下宿がはじまるタイミングであるため、必然的に料金が高くなってしまうのです。もし、引越しのタイミングが繁忙期を避けられるのであれば、通常期にずらしてしまうのもありでしょう。

なお、上記の表は引越しの基本料金のみを表記しています。ダンボールや緩衝材などの梱包材購入に必要な実費や、オプション料金は含まれていません。実際に見積もりを取った際には、上記の表の金額が前後すると考えてください。

短距離・近距離引越しの費用をおさえるポイント

短距離・近距離引越しの費用をおさえるポイント

短距離・近距離引越しでも、引越し業者に依頼すれば必然的に料金が発生します。少しでも費用をおさえたい場合には、以下の方法と組み合わせることで、引越し料金や引越しにかかる費用そのものを安くすることができるでしょう。

  • 繁忙期や人気の時間帯を避ける
  • 中小企業の引越し業者を選ぶ
  • 大型家具、家電だけ引越し業者を依頼する

さまざまな工夫を凝らすことで、引越し料金は大幅に節約できる可能性があります。近距離引越しに限った話ではないものの、少しでも節約したい人はぜひ参考にしてください。

繁忙期や人気の時間帯を避ける

3~4月の繁忙期を避けることで引越し料金をおさえられる可能性があることについては、先に少し触れたとおりです。荷物の量にもよりますが、1万円ほどの費用削減につながります。合わせて意識したいのが引越しの時間帯です。引越しには人気の時間帯が存在し、その時間帯に引越しをしようと思うとやや割高になることがあります。

引越しにおいて人気の時間帯は午前中です。やることが多いだけに午前に引越しを済ませてしまいたい利用者は多く、午前中に引越しが集中しています。繁忙期と通常期ほどの差はないものの、午後のほうが比較的料金が安い傾向にあるため、午後を選択すると費用をおさえることができます。あるいは時間指定のない「フリー便」を利用しても良いでしょう。

ただし、午後やフリー便になる場合、引越し業者が別の場所で作業をしてから来訪することが多いため引越しの開始が遅くなる可能性もあるでしょう。引越し当日は、終日身体を開けておくことをおすすめします。

中小企業の引越し業者を選ぶ

引越し業者を比較するときに意識したいのは、近距離引越しであれば中小企業も比較・検討する候補に入ることです。中小企業の引越し業者は、中長距離の引越しには対応していなくとも、同一市区町村や隣県への引越しのような場合は対応してもらえる可能性があります。土地勘もあるため柔軟な対応が可能なことも、中小企業の引越し業者を選択するメリットです。

また、大手引越し業者と比較しても料金が安い場合がほとんどです。引越し業者のサービスをリーズナブルに受けたいのであれば十分検討の余地はあるでしょう。近隣への引越しであっても、一部地域は対応エリア外としているケースもあるため、事前の確認は忘れずにとっておいてください。

大型家具、家電だけ引越し業者を利用する

前述の「短距離・近距離引越しの方法」でも触れましたが、大型家電や荷電だけ引越し業者に依頼し、それ以外のものを自力で運ぶことでも引越し料金の節約に繋がります。大型荷物限定にプランを展開している引越し業者は多く、検討する価値は高いでしょう。基本的には通常の引越プランよりも低料金に設定されていることが多いのも特徴です。

ポイントは通常の引越し同様、繁忙期や午前中を避けることです。大型の荷物だけとはいえ、引越し業者にとって忙しいタイミングであることに変わりはありません。依頼するのであれば通常期や午後でお願いしましょう。

注意点として、大型家具・家電以外の荷物の運搬手段を持っていない場合は、別途それを手配する料金がかかることを忘れてはいけません。レンタカーの場合、車をレンタルする料金に加えてガソリン代やコインパーキング代が必要です。これらもシミュレーションをしたうえで、一部の荷物だけ依頼するのか、すべての荷物を運んでもらうのかを決めてください。

短距離・近距離引越しの際、業者を選ぶポイント

短距離・近距離引越しの際、業者を選ぶポイント

短距離・近距離引越しで引越し業者を選ぶポイントは以下の3つです。

  • サービスの内容で選ぶ
    資材費込み、梱包は誰がするかなどは比較・検討の余地あり。そのほかにも基本料金内でどこまでのサービスが受けられるかも検討する。
  • 費用で選ぶ
    基本料金やオプション費用で検討する。見積もりを複数社から取って、比較・検討するのが王道のやり方。
  • 対応エリアで選ぶ
    短距離・近距離引越しでもエリアが指定されている場合がある。旧居と新居の所在地が市区町村や県をまたぐ場合は要注意。

ほかにも見積方法やプランで選ぶ方法もありますが、短距離・近距離引越しを依頼する業者選びではさほど重要なポイントではありません。それよりも基本料金はいくらなのか、その料金内でどんなサービスが受けられるのかを検討したほうが良いでしょう。短距離・近距離引越しの場合は、地域密着型の引越し業者も検討候補に入ります。大手引越し業者を合わせると、相当な量の引越し業者を比較できる地域もあるため、基本料金やサービス内容を優先的に見てから最終判断をするといいでしょう。

短距離・近距離引越しにおすすめの業者5選

短距離・近距離引越しにおすすめの業者5選

短距離・近距離引越しが決まったらぜひ検討したい引越し業者を5社解説します。対応エリアや特徴がそれぞれ異なり、基本料金も大きく違います。できるだけ費用をおさえたい、短距離・近距離でも引越し業者に安心して荷物を運んでもらいたい人は、ぜひ検討候補に含めてみてはいかがでしょうか。

※2022年1月現在

単身引越しナビ

単身引越しナビ

画像出典:単身引越しナビ

短距離・近距離で引越しを考えている単身者には当サイトが提供する定額引越しサービスの「単身引越しナビ」がおすすめです。荷物の制限は2トンのショートトラックに載せられるだけなので料金体系も非常にわかりやすく、見積もりの時間が削減できるようになっています。やや大型の家具や家電があっても、既定のサイズに収まるのであれば料金は変わりません。希望日入力後でも、電話対応は単身引越しナビかマッチングした引越し業者だけなので安心して利用できます。しつこい営業電話も、訪問見積もりもないので、じっくりと引越し準備を進められるでしょう。

こちらから電話することはなく、ネットから申し込んだら、マッチングできるまで待っていればOK。マッチングできれば、あとは当日までに梱包を済ませるだけです。梱包で使うダンボールも20枚ついてくるので、梱包資材の調達は必要ありません。時間のない人、できるだけ手間を少なくして引越ししたい人は、ぜひ利用してみてください。

拠点数 多数の引越し事業者と提携
本店所在地 東京都港区元赤坂1-5-5
対応エリア 札幌、仙台、首都圏、近畿、東海、福岡
問い合わせ先 https://www.moving.able.co.jp/contact/

アリさんマークの引越社

アリさんマークの引越社

画像出典:アリさんマークの引越社

「アリさんマークの引越社」は、株式会社引越社が運営している引越し会社です。単身者からファミリー層、長距離の引越しまでほぼすべて対応しており、短距離・近距離の引越しも請け負っています。

荷物の量が少ない場合に利用したい「超ミニ引越しプラン」であれば、ダンボールのみで10個まで、通常の一人暮らしで必要な家電製品を含めた引越しでは「ミニ引越しプラン」など、荷物の量に応じて適したプランを選択できるのが強みです。すべてのプランで作業終了後10分間に掃除や配置換えをしてくれる「とっておきサービス」が無料でついてくるのも特徴。ハンガーボックスやベッドマットカバーのレンタルができるのも魅力的なポイントです。

拠点数 54
本店所在地 東京都江戸川区松本2-34-6
対応エリア 全国
問い合わせ先 0120-77-2626

アリさんマークの引越社の詳細を見る

日本通運

日本通運

画像出典:日本通運

日本通運株式会社が運営している「引越しは日通」サービスです。運送会社大手を母体としており、運送業界で培った荷物の輸送・取り扱いに定評があります。

「単身パック当日便」では、単身者の荷物量を4時間以内で引っ越すことができるというスピード感のあるサービスを提供。移動距離は車で30分前後という縛りがあるものの、迅速に引越しを終わらせたいという人におすすめです。ダンボールやハンガーボックスの無料提供もあるため、実費負担も少なくて済みます。引越し完了後には、これらの荷物をすべて回収してくれるのも嬉しいポイントです。ただし、後日回収してもらうのはサービス対象外です。

拠点数 197
本店所在地 東京都港区東新橋1丁目9番3号
対応エリア 全国
問い合わせ先 0120-154022

日本通運の詳細を見る

サカイ引越センター

サカイ引越センター

画像出典:サカイ引越センター

「サカイ引越センター」は、株式会社サカイ引越センターが運営する引越し会社です。ホームページ上で引越し料金が安くなる日を公開しており、その日に合わせて引越し依頼をすると割引をしてくれることもあります。

引越し日に制約がない「ご一緒便プラン」では、集配の時間指定ができない代わりに荷物を一時預かりする形で新居へ運び込むため、価格がリーズナブルなのが特徴です。遠方でへの引越しでも適用できますが、短距離・近距離引越しでも利用できます。自身で荷造り・荷解きをする場合は「荷造り自分でエコノミープラン」でもOK。引越し準備に十分な時間がさけることが前提ですが、少しでも費用をおさえたい人には最適です。

拠点数 200以上
本店所在地 大阪府堺市堺区石津北町56番地
対応エリア 全国
問い合わせ先 0120-0011-41

サカイ引越センターの詳細を見る

アーク引越センター

アーク引越センター

画像出典:アーク引越センター

「アーク引越センター」は、アーク引越センター株式会社が運営している引越し会社です。単身者向けプランとして短距離・近距離引越しを置いている業者が多いなか、アーク引越センターでは二人暮らしや家族向けの短距離・節約プランも用意されています。

二人暮らし向けの短距離引越しプランである「短距離プラン」では、毎月1~20日以内に引越しをすると特別割引が適用され、さらにお得になるメリットがあります。繁忙期や土日など、忙しい日を除くものの、引越し料金を少しでもおさえたい人におすすめです。荷物が少ない単身者向けのプランもあるため、まずは見積もり依頼をしてみても良いかもしれません。

拠点数 200以上
本店所在地 名古屋市中川区荒子4丁目218番地
対応エリア 全国
問い合わせ先 0120-07-0003

アーク引越センターの詳細を見る

まとめ

短距離・近距離引越しの方法や費用相場、注意点を解説しました。短距離・近距離だからと自力で引越しを済まそうとすると、思わぬアクシデントに見舞われる可能性があります。「餅は餅屋」の言葉のとおり、プロである引越し業者に依頼することで、不安もある程度払しょくできるかもしれません。

札幌、仙台、首都圏、近畿、東海、福岡エリアの短距離・単身の引越しに最適な「単身引越しナビ」では、2トンショートトラックに積み切る荷物であれば、荷物の大小は関係なし。明朗会計で、マッチングが成立すれば追加料金も発生しません。お得に短距離・近距離引越しを済ませたい人は、「単身引越しナビ」の利用も検討してみましょう。