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summary

  • 12月の引越し料金相場は通年で見ると比較的安い時期にあたりますが年末は料金が高くなるので注意が必要です
  • 引越し料金を安くしたいなら平日や午後がおすすめです
  • 断捨離で荷物を整理して減らすことで引越し料金を節約できます

12月は「師走」と呼ばれるようにさまざまなイベントがあり、非常に慌ただしい月です。年末のまとまった時間を使い、引越しを計画されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、引越しをするなら可能な限りお得に引っ越したいところです。そこでこの記事では12月の引越し料金の相場や、少しでも安く引越しを行うためのポイントについてご紹介します。

12月は引越しにうってつけ!12月の引越し料金相場は?

12月の引越し料金相場は、比較的割安とされています。ここでは、「単身者・一人暮らし」、「カップル・2人世帯」、「ファミリー」の3つのカテゴリに分けて、12月の引越し料金の相場について解説します。

まず、12月の引越し料金の相場を紹介する前に、引越し料金を算出するための基本的な考え方を確認しておきましょう。引越し料金は基本的に下記の計算式から算出されます。

  • 引越し料金 = 基本運賃+割増料金+実費+オプションサービス料

基本運賃とは、引越し料金を算出するうえで必ず含まれる料金のことです。実際に荷物を運んだ時間、もしくは距離で算出されます。法律によって基準が定められているため、法外な差が生じることはありません。割増料金は休日割増や深夜早朝割増などのことを指し、実費は荷造り・積み込み・積み卸し・作業員の人件費などの料金のことです。オプションサービス料は、不用品処理やテレビアンテナの取り外し、ピアノ運搬など、付加サービスの利用料金を指します。

これらのなかで、引越し業者によって差が生じやすい料金は、割増料金・実費・オプションサービス料の3つです。そのため、見積書を受け取った際は注意して確認しましょう。

単身者・一人暮らしの12月引越し料金相場

料金相場表にあるように、荷物量と運搬する距離の長さに比例して引越し料金相場は上昇します。単身での引越しの場合、運搬する荷物が比較的少ないため、引越し料金を安くおさえられる傾向にあります。

単身者の引越しには「単身引越しパック」がおすすめです。単身引越しパックは、積載量が決まったコンテナに荷物を積み、トラックで運搬する引越しサービスです。荷物が少ない引越し者向けに提供されており、一般的な引越しより低価格で引っ越せる点が魅力です。運べる荷物の量や料金などは業者ごとに異なるため、自分に最適なプランを利用できる業者を探してみましょう。

また、大きな荷物が少なくダンボール数個程度の荷物であれば、宅配便を活用するのも一つの手段です。そのほか荷物量が少なかった場合、現在の家具・家電を処分して新居で新しくそろえた方が引越し料金を節約できる可能性もあります。

以下では、12月の単身者の引越し相場をご紹介します。

上旬

~15km未満(同都道府県程度)約29,800円
~50km未満(同都道府県程度)      約36,500円
~200km未満(同一地方程度)約42,400円
~500km未満(近隣地方程度)約60,800円
500km以上(遠距離地方程度)      約74,900円

中旬

~15km未満(同都道府県程度)約30,800円
~50km未満(同都道府県程度)      約35,000円
~200km未満(同一地方程度)約36,700円
~500km未満(近隣地方程度)約62,300円
500km以上(遠距離地方程度)      約83,800円

下旬

~15km未満(同都道府県程度)約34,300円
~50km未満(同都道府県程度)      約37,000円
~200km未満(同一地方程度)約56,100円
~500km未満(近隣地方程度)約69,100円
500km以上(遠距離地方程度)      約89,700円

カップル・2人世帯の12月引越し料金相場

2人世帯の引越しは、単身者と比較して荷物の量も増えるため料金相場も上昇します。家具の数や大きさに応じて、引越し料金が変動することも念頭に置いておきましょう。

また、少しでも安く引っ越すためにも、見積りは複数の引越し業者に依頼して比較検討するのが大切です。二人暮らしの場合でも、単身引越しパックを利用して複数コンテナボックスを手配するなどして引っ越すことも可能です。詳しくは業者に問合せてみましょう。ただし、運送用のコンテナボックスに荷物が入りきらなかったり、家具が積み込めなかったりすると追加料金が発生する可能性もあるため注意しましょう。

以下では、12月の2人世帯の引越し相場についてご紹介します。

上旬

~15km未満(同都道府県程度)約56,600円
~50km未満(同都道府県程度)      約73,500円
~200km未満(同一地方程度)約80,300円
~500km未満(近隣地方程度)約142,200円
500km以上(遠距離地方程度)      約153,700円

中旬

~15km未満(同都道府県程度)約62,900円
~50km未満(同都道府県程度)      約73,500円
~200km未満(同一地方程度)約96,500円
~500km未満(近隣地方程度)約131,000円
500km以上(遠距離地方程度)      約164,900円

下旬

~15km未満(同都道府県程度)約68,600円
~50km未満(同都道府県程度)      約74,500円
~200km未満(同一地方程度)約91,400円
~500km未満(近隣地方程度)約149,300円
500km以上(遠距離地方程度)      約167,400円

家族・ファミリーの12月引越し料金相場

3人以上のファミリーになると、運搬が必要な荷物の量がさらに増加します。そのため、引越し料金の相場も上昇します。お子さんが小さくて引越し準備が難しい場合は、荷造りも行ってくれるプランを選ぶと良いでしょう。複数の引越し業者を検討し、衣類や食器などの梱包から新居での開梱や片付けなどを行ってもらえるファミリー向けのサービスが充実した業者を選ぶのがポイントです。

以下では、12月のファミリー世帯の引越し相場をご紹介します。

上旬

 3人家族4人家族5人家族以上
~15km未満(同都道府県程度)約62,400円約64,600円約75,400円
~50km未満(同都道府県程度)約98,000円約103,300円約142,600円
~200km未満(同一地方程度)約163,700円約173,200円約239,200円
~500km未満(近隣地方程度)約192,200円約189,100円約261,600円
500km以上(遠距離地方程度)      約209,000円約221,900円約307,500円

中旬

 3人家族4人家族5人家族以上
~15km未満(同都道府県程度)約72,300円約75,800円約97,500円
~50km未満(同都道府県程度)      約82,500円約106,400円約146,700円
~200km未満(同一地方程度)約96,100円約120,200円約165,200円
~500km未満(近隣地方程度)約177,100円約101,200円約139,400円
500km以上(遠距離地方程度)      約808,000円約860,600円約373,800円

下旬

 3人家族4人家族5人家族以上
~15km未満(同都道府県程度)約78,700円約82,000円約113,900円
~50km未満(同都道府県程度)      約94,400円約102,300円約140,600円
~200km未満(同一地方程度)約153,400円約162,000円約223,000円
~500km未満(近隣地方程度)約191,200円約189,100円約202,000円
500km以上(遠距離地方程度)      約303,000円約321,800円約445,600円

12月の引越しを安くするコツ

財布

12月は引越し料金相場が比較的安いものの、可能であればさらにお得に引っ越したいものです。ここでは、引越し料金を安くするための3つのコツについてお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

引越し曜日を調整する

引越し料金は曜日によっても変動します。引っ越す際は、比較的引越しの件数が少ない平日を狙ってみましょう。仕事や学校などが休みの場合が多い土日や祝日は引越しの需要が高く料金も割高です。平日に休みを取得できるのであれば、平日の引越しをおすすめします。しかし、平日のなかでも月曜日や金曜日は土日とつなげて休みを取る方が多いため、ほかの曜日の方が狙い目でしょう。

引越し時間帯を午後にする

引越し作業は時間がかかることから、なるべく午前中に行いたいと考える方が多いです。しかし、料金の安さを優先するのであれば、引越しの時間帯を午後にするのがおすすめです。午後の時間帯は、引越し料金が全体的に安く設定されています。

また、平日に休みを取得するのが難しい方も、日曜の午後であればお得な料金設定になっている場合があるのでチェックしてみましょう。ただし、午後に引越しを行う際は引越し業者の到着が遅れたり、作業終了が夜遅くになったりする可能性があり注意が必要です。

荷物を減らす

引越し料金は、運搬する荷物量に比例して上がります。そのため、不要な荷物は処分して可能な限り荷物を減らしておきましょう。粗大ごみで捨てる、リサイクルショップに買い取ってもらう、フリマアプリを活用するなどさまざまな処分方法があります。そのほか、不用品処分や買い取りを行っている引越し業者を利用するのもおすすめです。ただし、不用品引き取りサービスは有料の場合もあるので事前に確認しておく必要があります。

同じ月内でも時期によって引越し料金は違う?

先ほどご紹介した表にもあるように、同じ12月内でも時期によって引越し料金の相場が異なります。12月の相場を見てみると、上旬と中旬の料金相場はあまり変わりませんが、下旬は相場が上がっています。会社や学校などが年末休みに入り、長期の休みを取りやすいことが要因です。

しかし、年末年始は休業する引越し業者も多いため、12月の年末に引越しをする場合は、引越し業者の選択肢が少なくなる可能性があります。引越し料金の比較検討をしっかり行いたい方は12月上旬や中旬に引越しをすると良いでしょう。

12月の引越し料金は他の月と比較して安い?

12月の引越し料金は通年でほかの月と比較しても安い傾向にあります。表をもとに、通年の引越し料金の相場をみていきましょう。まず、3月と4月は入学や就職、転勤などで引越しのニーズが高まるので、料金相場も一番高額です。続いて、9月になると転勤などで引越しが発生することから、料金相場もやや割高です。11月になると引越しを伴うイベントが落ち着くので、料金が低くなっています。

年間の引越し料金相場

 単身者二人世帯3人家族4人家族5人家族
1月約30,900円~約34,600円約60,400円~約60,200円約73,000円~約78,700円約75,800円~約104,800円約85,100円~約144,300円
2月約35,600円~約37,900円約69,600円~約79,400円約77,600円~約95,000円約83,000円~約114,200円約99,100円~約140,500円
3月約50,600円~約62,500円約96,000円~約108,100円約121,100円~約141,400円約125,700円~約160,200円約134,800円~約225,500円
4月約39,000円~約45,200円約77,500円~約90,300円約91,700円~約120,700円約109,300円~約122,700円約159,700円~約169,100円
5月約32,000円~約37,300円約60,800円~約77,000円約75,400円~約92,900円約77,900円~約109,300円約104,000円~約172,800円
6月約32,800円~約35,800円約58,700円~約75,000円約72,700円~約140,700円約75,500円~約141,100円約91,200円~約184,000円
7月約33,000円~約36,100円約61,500円~約65,600円約77,100円~約79,100円約81,300円~約116,600円約99,900円~約162,000円
8月約31,200円~約35,000円約64,100円~約71,700円約74,600円~約84,100円約77,000円~約89,600円約89,400円~約138,900円
9月約31,900円~約38,200円約62,200円~約70,700円約68,400円~約89,900円約80,600円~約107,400円約111,800円~約147,700円
10月約31,400円~約36,300円約60,400円~約78,700円約70,100円~約102,000円約77,200円~約108,600円約94,400円~約177,900円
11月約33,400円~約36,000円約57,600円~約72,900円約74,600円~約107,30円約82,000円~約112,800円約106,400円~約149,400円
12月約31,700円~約36,100円約62,700円~約73,800円約71,200円~約91,600円約74,100円~約104,000円約95,600円~約143,300円

※上記は15km未満~50km未満の引越し料金相場

12月の引越しと関係する諸手続き

保険料控除申告書

引越しに伴いさまざまな手続きが必要ですが、特に12月は年末調整や住民税の納付など税金に関わる手続きに注意する必要があります。スムーズに諸手続きを済ませるためにも、注意すべきポイントを押さえておきましょう。

年末調整や源泉徴収票の住所はどうなる?

年末調整の書類には、年末調整を行った年の翌年1月1日時点に居住が見込まれる住所を書きます。年内の引越しの場合、引越し後の住所を記載します。源泉徴収票には、源泉徴収票を作成する日の住所を記載しましょう。また、市区町村に提出する給与支払報告書は、源泉徴収票を提出する年の1月1日時点の住所を記載します。なお、複写式の給与支払報告書を使用して源泉徴収票を作成する場合は、提出する年の1月1日時点の住所を記載しても問題ありません。

住民税はどこに納付する?

住民税は前年中の所得に対して計算される税金なので、1月1日時点で住んでいる地域に支払います。例えば、令和3年度の住民税は、令和2年1月1日から令和2年12月31日までの所得の合計金額について、令和3年1月1日の住所がある市町村で計算されます。仮に、令和2年12月20日に引越しをした場合だと令和3年1月1日には新居で生活しているので、令和3年の住民税の納付先は新しい住所の市区町村です。

また、住民税を個人で納付する場合は6月・8月・10月・翌年1月の各月末の計4回、会社から給与天引きで納付する場合は6月から翌年5月までの毎月の給与から天引きされます。なお、転出届・転入届の提出を済ませておけば、住民税の納付先変更手続きは特に必要ありません。転出届・転入届の提出を忘れずに行うようにしましょう。

単身赴任で必要な手続きは?

転出届と転入届を提出して住民票を異動(移動)する必要があります。転出届は印鑑と本人確認書類を持参し、住んでいる自治体にて手続きを済ませましょう。転入届の際も印鑑と本人確認書類を持参し、引越し先の自治体にて手続きを行います。転出届や転入届は提出期限が決まっており、期限を過ぎても住民票を移す手続きが完了していないと最大5万円の罰金を請求される場合があるため、期限は必ず守りましょう。

なお、以下の場合は住民票の異動(移動)は必要ない可能性もあります。

  • 一時的な単身赴任であることが決まっていて、1年以内には元の住所に戻る場合
  • 引越し後も定期的に自宅に帰るなど、生活の拠点が変わらない場合

そのほか、ライフラインや免許証などの住所変更が必要となるので、余裕を持って行動しましょう。

まとめ

引越しの時期を選べるなら、比較的引越し料金が安い12月上旬に引っ越すことをおすすめします。曜日や時間帯を調整したり、荷物を減らしたりすることで、さらに安く引っ越せる可能性もあります。新生活は何かとお金がかかるので、引越し料金だけでもおさえたいところです。引越しが決まったら早めに計画をたて、納得のいく引越しをしましょう。