ワンルーム/1R・1K・1DKの引越し費用の相場は？おさえる方法5選を紹介

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• 引越し費用は、時期、時間帯、距離によって大きく変動します
• ワンルーム/1R・1K・1DKの引越しにかかる費用は、工夫次第で安くおさえることができます
• 引越し業者の特長・プラン・サービス内容を知り、自分に合った事業者を選ぶことが大切です

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同じ荷物の量であっても、引越しの時期・時間帯・距離によって、かかる費用は大きく変わります。繁忙期の長距離引越しは費用も高額になる傾向ですが、料金のおさえ方を知っていれば、お得な引越しを実現することが可能でしょう。

この記事では、ワンルーム/1R・1K・1DKの費用相場、引越し費用をおさえる8つの方法、ワンルーム/1R・1K・1DKの引越しにおすすめの引越し業者について解説します。後悔のない引越し業者選びができるよう、ぜひ参考にしてみてください。

ワンルーム/1R・1K・1DKの引越しにかかる費用相場

同じ場所への引越しでも、時間帯や季節で費用に違いが生じます。人気の時間帯や季節は、依頼が集中するため価格が高く設定されている場合が多いです。同じ引越し先であっても、条件によって1〜2万円程の差が生じます。こういった費用の差を把握したうえで依頼を検討しましょう。

【時間帯別】引越しにかかる費用相場

ワンルーム/1R・1K・1DKの引越しにかかる費用相場を時間帯別に分類したのが次の表です。

※同一市区町村内での引越し（～15km未満）で算出

引越しの片付け作業をその日のうちに済ませたいと考えると、午前到着に人気が集中します。また進学や就職による転居が集中する繁忙期（3～4月）も依頼が集中するため、午前や繁忙期は価格が高く設定されています。

上記の表は、同一市区町村内での引越し（～15㎞未満）を仮定した場合での費用算出です。遠方への引越しとなれば、さらに費用がプラスされるため注意が必要です。

【移動距離別】引越しにかかる費用相場

引越し費用は、輸送距離によって金額がプラスされていきます。依頼が集中する繁忙期（3～4月）であれば、さらに割増料金となります。距離別の費用については次のとおりです。

単身の引越しであっても長距離になると5万円以上の費用がかかります。引越しは何かと出費がかさみます。少しでも引越し費用をおさえるために、荷物の量を減らしたり、相見積もりを取ったりしましょう。

ワンルーム/1R・1K・1DKの引越しにかかる費用をおさえる方法8選

引越しは、人気の時期や時間帯によって費用に差が出ます。しかし、依頼が集中する時期や時間帯を避けるのも費用をおさえるひとつの方法です。ここでは、そのほかの引越し費用をおさえる方法を8つ紹介します。

【費用をおさえる方法8選】

• 単身者向けの格安プランを利用する
• 繁忙期や人気の時間帯を避ける
• 荷物量を減らす
• 一括見積サービスを利用する
• 宅配便を活用する
• 大型の家具のみ事業者に依頼する
• ダンボールを自分で用意する
• 自力で引越しする

順番にご紹介していきます。

単身引越しパックを利用する

単身引越しパックは、一般的に「単身パック」や「単身引越しサービスパック」などと呼ばれています。どれも「コンテナボックス」と呼ばれるカゴ型の台車に収納可能な荷物のみを運搬するサービスです。ボックスのサイズは引越し業者ごとに決まっています。

一般的な大きさは、高さ130～180㎝×奥行き74～105㎝×幅104～108㎝です。規定のサイズを超える荷物や大型の家具などは運搬できません。その代わり格安に価格設定されています。

また、ボックスごとに価格設定されているため、面倒な見積もりが不要です。インターネットから気軽に申込みができ、手間がかからない点がメリットです。

単身パックの詳細については、こちらの記事を参考にしてください。

人気の時期や時間帯を避ける

引越し費用の相場は、時期や時間帯によって大きく変動します。引越しの繁忙期は、新生活が始まる3月中旬～4月上旬です。それ以外は閑散期なため比較的費用が安く安定しています。ただし、賃貸契約が更新される月末月初も引越し需要が高まるため、避けるのが無難です。

さらに平日よりは休日、午後よりは午前の人気が高く、費用も高めに設定されています。引越し費用を安くおさえるためには、こういった人気の時期や時間帯を避けるようにしましょう。

荷物量をできるだけ減らす

引越し費用は、距離が同じでもトラックの大きさで費用が違います。荷物が少ない場合、小型トラックで対応でき、さらに作業員の人数も少なく済むことから費用を安くおさえられます。荷物量に応じた料金は見積もりで確認できますが、見積もり前までに不用品の処分をし、荷物を可能な限り少なくしておきましょう。

一括見積もりサービスを利用する

一括見積もりとは、複数の引越し業者に一度の依頼で相見積もりしてもらえるサービスです。今までは、1社ずつ依頼しなければいけなかったものが、一度の入力で「相見積もり」できるため、時間も手間も省けます。「相見積もり」のメリットは複数の事業者に同時に見積もりしてもらうことで、サービス内容と費用を比較検討できる点です。

引越し一括見積サイトにアクセスし必要事項を入力して申し込めば、早いときで依頼日当日、遅くても数日以内に引越し業者から連絡が来ます。

宅配便を活用する

引越し料金は輸送距離が長いほど数万円単位で金額がプラスされていきますが、宅配便は近距離・長距離で大きな差は生まれにくいです。荷物の量が少ない長距離の引越しの場合は、宅配便を活用することで費用がおさえられる可能性があります。

また、宅配便はダンボール1箱あたりの料金が決まっており、時期や時間帯によって変わることもありません。繁忙期に引越しをしたい人、業者とのやりとりが手間に感じる人は、宅配便の活用がおすすめです。

ただし、大型家具・家電は宅配便では運ぶことが難しいので、運搬の必要がある場合は引越し業者に別に依頼するなど

別手段を検討しましょう。

大型の家具のみ引越し業者に依頼する

大型の家具のみ引越し業者に依頼して、残りは自分で行うと費用を抑えることが可能です。引越し業者のなかには、大型家具のみを運送できるプランを提供しているところもあります。

近距離の引越しであっても、ベッド・ソファ・タンスなどの大型家具は業者に依頼した方が安心です。自力で移動させる場合は、家具の分解・組み立てに時間がかかったり、慣れない移動で破損させたりするリスクがあります。

ダンボールを自分で用意する

ダンボールは引越しの必需品です。単身引越しでは、ダンボールをはじめとする梱包資材が無料でもらえないケースも多いため、自分で用意する必要があります。無料で手に入れたい場合は、スーパーやドラッグストアで不要になったダンボールを譲ってもらう方法がおすすめです。

ただし、スーパーのダンボールは汚れていたり、湿気で傷んだりしているケースも珍しくありません。無料のダンボールを探すときは、頑丈で汚れていないものを選びましょう。

自力で引越しする

大型の家具・家電が少ない・またはない場合は、自力で引越しすることも可能でしょう。自力での引越しにかかる費用は、基本的にレンタカー代のみとなるため、業者に依頼するよりも料金をおさえることができます。また、都合のよいスケジュールで引越しができる点、プライバシーを気にする必要がない点も、自力で引越しするメリットです。

一方で、体力面の負担が大きい、破損した場合の補償がないなどのデメリットもあります。メリットとデメリットを比較して、自力での引越しが向いているのかを判断しましょう。

ワンルーム/1R・1K・1DKの引越しにおすすめの引越しサービス・業者6選

引越し業者は、単身者向けのお得なプランも用意しています。ここでは大手引越し業者を中心に、ワンルーム・1K・1DKの引越しにおすすめの単身パックを展開している引越しサービス・業者6社を紹介します。

ただし単身パックはコンテナ積み切りのプランになります。大型家具・家電がある場合や荷物量が多くなりそうな人は不向きの場合もあります。

各引越し業者のプランを下記で確認し、自身の引越しに最適な1社を見つけるヒントにしてください。

※2022年8月時点

単身引越しナビ

（引用：単身引越しナビ）

札幌、仙台、首都圏、近畿、東海、福岡エリアに在住の単身者の方で、電話なしで、かつ引越し業者とのやり取りを極力少なくしたい方には当サイトが提供する定額引越しサービスの「単身引越しナビ」がおすすめです。

荷物の制限は2トンのショートトラックに載せられるだけなので料金体系も非常にわかりやすく、見積もりの時間が削減できるようになっています。

大型の家具・家電があっても、既定のサイズに収まるのであれば料金は変わりません。信頼できる数多くの提携事業者がいるから希望日でのお引越しが可能です。

また電話対応は単身引越しナビかマッチングした引越し業者だけなので安心して利用できます。しつこい営業電話も、訪問見積もりもないので、じっくりと引越し準備を進められるでしょう。

こちらから電話することはなく、ネットから申し込んだら、マッチングできるまで待っていればOK。申込み手続きもネットで完結します。

引越し業者が見つかったら、あとは当日までに梱包を済ませるだけです。梱包で使うダンボールも20枚ついてくるので、梱包資材の調達は必要ありません。

時間のない人、できるだけ手間を少なくして引越ししたい人は、ぜひ利用してみてください。

※2022年8月時点

ヤマトホームコンビニエンス

引用：ヤマトホームコンビニエンス

「ヤマトホームコンビニエンス」は、アート引越センター株式会社の連結子会社です。トラック1台ではなくコンテナボックス単位で荷物を引き受けているうえに、ほかの人の荷物と一緒に運ぶ混載便で運搬してくれるのでリーズナブルな引越しを実現できます。

見積もりは、送りたい家財をWebで選択するだけで簡単にできるため、電話や訪問などの手間が省けます。専用ボックス2本まで可能で、お届け日を集荷日より7日後までから指定できます。ボックスサイズは高さ170㎝×奥行き104㎝×幅104㎝です。

※2022年8月時点

オプションサービスの内訳は次のとおりです。

• 洗濯機の取外し・取付け
• 照明の取外し・取付け
• テレビ・プレーヤーの取付け
• 家具の分解・組み立て
• ベッドの分解・組み立て

そのほか、お届けの時間指定・土日祝日対応・繁忙期（3月20日～4月10日）を希望する場合は、割増料金が発生するので注意してください。

日本通運

引用：日本通運

「引越しは日通」のフレーズでおなじみの日本通運株式会社が運営しているサービスです。「引越し単身パックS・L」では、専用ボックスS・Lのふたつの大きさから選べ、ボックス2つまで対応可能です。

LサイズはSサイズの1.6倍の荷物が詰めこめます。大きい家具・家電の梱包を引越し当日にスタッフに依頼できるサービスもあります。引越し代金の支払いで、マイルやポイントが貯められるのも嬉しいポイントです。「単身」と名前がついていますが、以下のサイズのボックスに収まる量であれば二人暮らしや三人以上（家族）でも利用できます。

• Sサイズ：高さ155㎝×74㎝×108㎝
• Lサイズ：高さ175㎝×奥行104㎝×幅108㎝

※2022年8月時点

オプションサービスには次のようなものがあります。

• 荷物の一時保管
• エアコン工事
• 盗聴器・盗撮器探査サービス
• 乗用車・オートバイの輸送
• 電気・水道・ガス器具の工事
• 家電リサイクル品の引き取り
• 家具の取付け・取外し

割引サービスとして「Web申し込み割引」「複数ボックス割引」「時間帯お任せ割引」などがあります。夜間・土日祝日・繁忙期（3月20日～4月5日）は割増料金になるので注意してください。

サカイ引越センター

引用：サカイ引越センター

「サカイ引越センター」は、大阪に本社を置く引越し専門の老舗会社です。単身者向けのサービスは「エコノミープラン」や「ご一緒便プラン」などがありますが、ワンルーム・1K・1DKの引越しであれば、ボックス単位で依頼できる「小口便引越しプラン」がおすすめです。

北海道や沖縄など一部対応していない地域がある点、長距離の引越しに限定される点には注意しましょう。ボックスサイズは高さ144㎝×奥行き75㎝×幅105㎝です。

※2022年8月時点

オプションサービスは次のとおりです。

• エアコン工事
• 不用品買取
• 思い出をDVDにリメイク
• ハウスクリーニング
• ピアノ輸送
• 車両陸送
• 資材回収
• 耐震グッズの施工

LINEで見積もりした場合は、料金が20％オフになります。また、事前振込の場合、お得なキャンペーンなどが期間限定で設定されています。

西濃運輸

引用：西濃運輸

西濃運輸の「カンガルー単身MAX＋1」は、全国に広がるカンガルー便を利用した単身者向けのサービスです。業界最大の大容量ボックスが注目ポイントで、別料金やオプションになりがちな自転車も1台までならボックス料金内で対応してくれます。（ただし競技用・高価品・電動自転車は除く）

ボックスサイズは高さ170㎝×奥行き128㎝×幅115㎝です。

※2022年8月時点

オプションサービスは次のとおりです。

• 家具家電の取付け・取外し
• 乗用車の陸送
• 吊り・階段作業
• 離島・山間部への輸送
• 資材の回収

複数ボックス依頼や14日以上前の依頼であれば割引サービスがあります。夜間・土日祝日・繁忙期（3月15日～4月10日）の依頼には割増料金がかかるので注意してください。

福山通運

引用：福山通運

福山通運の「青春引越便」は、福山通運株式会社が運営している単身者向けの引越しサービスです。引越し業者ではなく運送会社ですが、物流ノウハウを生かして引越しサービスを展開しています。

「青春引越便」は、ボックスの本数と配送地域によって引越し費用が算出されます。オンラインで費用を無料シミュレーションできるため試してみましょう。ボックスサイズは高さ190㎝×奥行き110㎝×幅110㎝で、本記事で紹介する単身引越しパックの中ではもっとも高さがあるサイズとなっています。

※2022年8月時点

オプションサービスの内容は次のとおりです。

• 切符宿泊の予約
• ピアノの輸送
• マイカーの回収
• エアコンの取付け・取外し
• 家財の一時保管
• 新聞購買の斡旋
• 不用品の回収

公式サイトに掲載されている「お引越し準備ガイド」が参考になります。引越しスケジュールとやるべきことがリストになっているため、スムーズな引越し作業に役立つでしょう。

まとめ

新生活を始めるときにはさまざまな費用がかさみます。できれば引越し費用は安くおさえたいものです。ワンルーム/1R・1K・1DKの引越し費用の内訳と費用を安くおさえるコツをご紹介しましたが、どういったときに追加費用がかかるのかを知り、費用をおさえるコツを実践したり、単身向けのお得なプランを賢く利用したりしましょう。

また「単身引越しナビ」は札幌、仙台、首都圏、近畿、東海、福岡エリアの単身者の引越し業者選びに最適です。荷物の制限は2トンのショートトラックに載せられるだけなので、ワンルーム/1R・1K・1DKの引越しを考えている人にピッタリです。

こちらから電話することはなく、ネットから申し込んだら、マッチングできるまで待っていればOK。申込み手続きもネットで完結します。引越し業者が見つかったら、あとは当日までに梱包を済ませるだけです。梱包で使うダンボールも20枚ついてくるので、梱包資材の調達は必要ありません。時間のない人、できるだけ手間を少なくして引越ししたい人は、ぜひ利用してみてください。