引越し断捨離のススメ!失敗しない断捨離の手順やポイントを解説します

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summary

・引越し時に断捨離すると「本当に必要なものがはっきりする」「引越し費用の削減につながる」などのメリットがあります

・まずはものをすべて出してグループ分けすることから始めてみましょう

・処分するかどうか迷う場合は「心がときめくか」を判断基準にすると上手に断捨離できます


引越しは断捨離を行うチャンスです。ものでいっぱいの旧居の生活を、そのまま新居に持ち込むのはスマートではありません。本当に必要なものを見極めて、家のスペースも心もゆとりをもって生活してみませんか。この記事では、引越しで断捨離を成功させるための手順とポイントをお伝えします。

断捨離とは

必要 不必要 看板

まずは「断捨離」の言葉の由来やおすすめのタイミングについて解説します。

言葉の由来

「片付け」や「ものを減らすこと」の代名詞としてすっかり定着した「断捨離」ですが、本来、この言葉はただいらないものを捨てるという意味を持つものではありません。もともとはヨガの行法である「断行」・「捨行」・「離行」に由来しており、特に「断」と「捨」は仏教でも古くから重要な思想・修行として伝わりました。「断」とは新しく入ってくるいらないものを断つ、「捨」とは今ある不要なものを捨てる、「離」とはものへの執着から離れる、という意味があります。

断捨離のタイミング

断捨離を行う方法としては、まずはすべてのものを出してきて、それを「いるもの」と「いらないもの」、そして「保留」に分けていく方法が一般的です。しかし、日常生活の中でこの分類をするのにはかなりの時間と精神力が必要になるでしょう。ものが多ければ多いほど、どこから手を付けたら良いかわからず挫折することにもなりかねません。

その点、引越しでは自分のすべての持ちものを把握して梱包する必要があるため、荷造りの作業自体が新居に持っていくものやいらないものなどを見極める良い機会になります。そのうえ、引越しには厳密な期限があるため、断捨離の時に大切な判断を一気に進めることの後押しにもなるでしょう。また、いらないものを見えなくするだけの収納ボックスや家具などの大きなものも、引越しというきっかけがあれば思い切って処分しやすいかもしれません。

引越しで断捨離するメリット

ダンボール 運搬

次に、引越しで断捨離するメリットは以下のとおりです。

本当に必要なものがはっきりする

断捨離の「捨てる」判断について、例えば洋服なら以下のような基準が考えられます。

  • 似たようなものが複数あったら使用頻度が低いもの
  • いつか着るかもと保管しておいたもの
  • 新品でもしばらく着ていないもの
  • 傷みや汚れがあるもの

言い換えれば、自分が今よく着ているものだけを残すのです。洋服以外のアイテムでも、今自分がよく使用しているものだけを残すようにしましょう。これを実践していくと、本当に必要なものだけが身の回りに残ることになり、部屋も心も整理されます。

引越し費用を削減できる

引越し費用を削減できることも、断捨離を行う大きなメリットです引越し業者の料金は荷物の量や輸送距離、作業時間、作業人数が大きく関係しており、荷物量は少なければ少ないほど費用が安くおさえられます。また、荷物が少なくなれば梱包作業の手間も削減でき、一石二鳥です。なるべくお金をかけずに引越ししたい方、荷造りの手間を少なくしたい方は、積極的に断捨離を行いましょう。

引越しの荷物を減らす方法はこちらの記事をご覧ください。

引越し費用をおさえたい場合は「引越し業者の見積りを比較する」ことも重要!

断捨離で荷物を減らすと同時に、引越し業者選びにもこだわることで費用削減につながります。引越し業者によって料金が異なるため、複数の業者に見積り依頼を行ったうえで料金を比較検討しましょう。

その際は複数の業者にまとめて見積り依頼ができる「一括見積りサービス」の利用が一般的ですが、利用するサービスによっては大量の営業電話に対応しなければならない、結局どの業者を利用したら良いのか判断しづらいなどのデメリットがあります。なるべくスムーズに業者選びを進めたい場合は、自分で見積りを依頼したい業者を選べるサービスや、登録すると最適な業者を選んでくれるサービスを利用すると良いでしょう。

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そこでおすすめしたいのが、当サイトが提供する『単身引越しナビ』です。札幌、仙台、首都圏、近畿、東海、福岡エリアの単身・近距離の引越しに特化したサービスで、条件を登録すると最適な一社を紹介してもらえます。ご自身での業者比較が不要なので、簡単・スムーズに引越し業者を選びたい方におすすめです。

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もしも「自分の場合は利用できる?」と気になった方は、ぜひ以下にて『単身引越しナビ』の利用可否をチェックしてみてください。もちろん見積り自体は無料なので、お気軽にご確認いただけます。

新居のスペースが増える

引越しで新居に移る前に断捨離をして荷物を減らしておけば、新居ではこれまでよりも広いスペースを使えます。スペースに余裕が出ると心にも余裕ができ、部屋で快適な時間を過ごせるでしょう。

収納スペースにも余裕ができることで、ものを出したりしまったりが簡単にでき、片付けが習慣化するというメリットもあります。また、床にものがなく家具が減った室内は、掃除機をかけるのも拭き掃除も簡単です。そのため、掃除の頻度も増えて部屋をきれいに保てるでしょう。

晴れやかな気分になる

引越しをする前に断捨離を済ませておけば、本当に必要なものだけを新居に持っていくことになります。また、断捨離の「断」にあたる「不要なものが入ってくることを断つ」ことができれば、ものが増えすぎて収納に困ることもありません。ものに囲まれて常に片付けを気にして生活するストレスから解放され、部屋がスッキリしていることで気持ちもスッキリし、晴れやかな気持ちで新しい生活を始められるでしょう。

引越しで断捨離する手順

引越し時にはやるべきことがたくさんあるため、断捨離をする場合は段取りよく進めることが大切です。以下の手順を参考に効率的な断捨離を目指しましょう。

ものを取り出す

断捨離を実行するには、まずしまい込んであるものをすべて出すことから始めましょう。これは、何をどのくらい持っているのかを把握するために大切な作業です。すべてといっても闇雲に出すのではなく、洋服や書籍など、処分するかどうかを判断しやすい身の回りのものから始めると良いでしょう。

例えばクローゼットや衣装ケースなどを空にして、中身を床に並べていきます。場所やものの種類ごとに、出し忘れのないように一気に作業するのがポイントです。

ものをグループに分ける

収納されていたものを取り出したら、洋服や書籍、書類、文房具、小物などのカテゴリ別に分類していきます。グループ分けすることで、似たようなものを複数持っていたり、まったく使っていないもの・持っていることすら忘れていたものが出てきたりするでしょう。ものの役割ごとに分類してみて初めて、自分の持ちものを把握できていなかったことに気付くのです。

必要・不要・保留に分類する

さて、もののグループ分けが済んだら、いよいよ断捨離のクライマックスです。グループごとに、すべてのものについて「必要」・「不要」・「保留」に分けていきます。まず現在よく使用しているものやこれから使用することがわかっているものは「必要」に、期間を決めてその期間以上使用していないものやこれからも使用しそうにないもの、壊れて使用できないもの、持っていること自体を忘れていたものなどは「不要」に分けていきましょう。

洋服を例にすると、「不要」にするものは似たようなものが複数あるうちの使用頻度の低いもの、今の時点でサイズが合わないもの(「痩せたら着られる」はNGです)、色やデザインが好みでないもの、流行遅れでもう着ないもの、毛玉・傷み・汚れがあるものなどです。ただ、思い出深いものや記念品など、処分するかどうか迷うものもあるでしょう。そういうものはとりあえず「保留」にします。

コツは、身の回りのものから整理していくことです。例えば洋服や小物雑貨などは使用頻度がわかりやすく判断しやすいため、作業がはかどります。分類作業のコツがつかめてきたら、判断が難しい書類や趣味のグッズなどに手を付けます。こうして一つひとつ作業していけば、分類はそれほど難しいことではありません。なお、処分するまでに時間があると迷いが出てしまうため、「不要」に分類したものは早めに処分しましょう。

保留にしたものの廃棄を検討する

「保留」にしたものはしばらくダンボールなどに入れて保管し、なくても大丈夫、と思えたら思い切って処分します。もし心が決まらなかったら、引越し先に持って行っても構いません。ただし、新居でも奥にしまい込まず、もう一度検討して廃棄できるものは廃棄しましょう。

失敗しない断捨離のポイント

引越し時に断捨離を行うメリットはたくさんありますが、なかには「計画とおりに進められるかどうか不安」という方もいるでしょう。そこで、ここでは断捨離を上手に行うコツをご紹介します。

ものに「心がときめくか」考える

使うものか使わないものかを迷って決められず、「保留」ばかりが増えてしまう場合があります。使用頻度は低いけれどとっておきたいものもあるでしょう。そんな時は、そのものを手にとってみて、心がときめくかどうか考えてみてください。「そのもののことが好きか」、「今後もずっととっておきたいか」という観点で考えてみるのです。

断捨離で「ものを減らす」といっても、ストイックにものを捨てることにこだわる必要はありません。必要なものだけに囲まれた暮らしで心を豊かにすることが最終目的ですので、自分にとって心ときめくものは残しておくことも大切です。

デジタル化を検討する

捨てることが一番難しいのは、子どもの描いた絵や賞状、写真、手紙などの思い出の品ではないでしょうか。たまにしか見返さないものではありますが、「捨てるのはちょっと…」と思う方が多いかもしれません。

物理的に収納場所をとるこれらのものは、デジタル化してデータで保管するという方法があります。収納場所の節約にもなり、いつでも色褪せないデータを見られるため、断捨離におすすめの保管方法です。また、何度も読む書籍や雑誌、新聞の切り抜きなども、手間はかかりますがスキャンしてデータ化する方法があります。

残すものの量を先に決める

捨てるか残すかを判断するときに、基準がないと迷ってしまいなかなか決まりません。分類をする前に、あらかじめ残すものの量を決めておくと判断しやすくなります。

例えば洋服ならば、パジャマは2着ほどあれば良いでしょうし、仕事着や外出着は洗濯のサイクルに合わせて数を決めると良いでしょう。ハンカチならば冠婚葬祭などに使えるものが1枚と実用的なハンカチが数枚あれば足ります。また、ここまで極端にはせず、クローゼットなどそれぞれのものの収納スペースに収まる量を基準にしても構いません。不要なものを絞り込むのが苦手な方は、試してみてはいかがでしょうか。

関連するものは合わせて処分する

断捨離する際は、関連するものをまとめて処分すると良いでしょう。特におすすめしたいのが、不要な洋服とハンガーを一緒に処分することです。「いずれほかの服を買ったときに使うかも…」とハンガーだけ残しておく場合もあるかもしれませんが、そうすると洋服が必要以上に増える原因となります。また、ハンガーのストックは意外と場所を取りやすいので、ぜひ洋服とセットで処分して荷物をすっきりさせましょう。

断捨離したものはどう処分する?

最後に、断捨離したものを処分する方法をまとめました。ものの種類や状態に合わせて、以下の方法で処分しましょう。

ごみとして処分する

状態が悪いものや書類といったリサイクルできないものは、ごみとして適切に処分しましょう。普段のごみと一緒に捨てられない粗大ごみがある場合は、自治体の粗大ごみ回収サービスを利用すると便利です。電話予約のうえで回収してもらうケースや、あらかじめ回収日程と場所が決まっているケースなど、具体的な利用方法は自治体によって異なります。なお、有料の場合はコンビニのような指定店舗で事前に処理券を購入し、その券を不用品に貼って出すシステムを採用している自治体が多いです。

もしも「自宅まで取りに来てもらいたい」という場合は、不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。自治体のように回収日や引き取り場所を指定されることがなく、都合の良い日程に自宅まで引き取りに来てもらえて大変便利です。ただし、自治体に回収依頼する場合に比べると料金が高めである点に注意しましょう。また、なかには回収した不用品を不法投棄するような悪徳業者も存在するため、トラブルに巻き込まれないように業者選びは慎重に行うことが大切です。

リサイクルショップに買い取ってもらう

状態が良くまだ使えそうな不用品がある場合は、リサイクルショップに買い取りを依頼してみてはいかがでしょうか。粗大ごみとして出すと費用がかかりますが、リサイクルショップに買い取ってもらえば逆にお金がもらえます。

基本的にはリサイクルショップの店舗に直接持ち込みますが、ショップによっては出張買い取りサービスを行っている場合もあるためホームページで確認してみましょう。なお、買い取り依頼をすれば必ず買い取ってもらえるわけではなく、場合によってはほとんど値が付かない、あるいは買い取り自体を断られるケースもあるため注意が必要です。

フリマアプリやオークションで売る

状態の良い不用品は、フリマアプリやオークションで売るのも一つの方法です。人気の品は高値が付く可能性があるほか、リサイクルショップでは買い取ってもらえなかったものがすんなりと売れることも珍しくありません。

ただし、フリマアプリやネットオークションで売る際には出品作業に手間がかかりやすい点に注意しましょう。写真撮影や商品説明の入力、取引相手とのメッセージのやり取り、梱包・発送作業などが発生します。また、場合によっては引越し日までに売れない可能性もあるため、出品したい場合はなるべく早めに出品の手配を進めることがポイントです。

不用品の処分方法についてはこちらの記事で詳しくご紹介します。

まとめ

今回は、断捨離の手順や失敗しない方法について解説しました。断捨離とはただものを減らすという行為ではなく、お気に入りのものだけに囲まれて心豊かに暮らすための方法だということにお気付きいただけたかと思います。

引越しは、荷造りの際にしまい込んでいたものをチェックして本当に必要かどうかを見極める良い機会です。新しい生活をストレスの少ない心豊かな生活にするために、ぜひ断捨離に取り組んでみてはいかがでしょうか。

※「断捨離」は山下英子氏の登録商標です。