引越しで使用したダンボールの処分方法4つ|まとめかた・リメイク方法も説明

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summary
  • ダンボールは資源ごみとして処分するか、引越し業者や回収業者に引き渡しましょう
  • 処分する際は分別しひもで縛って個人情報の漏洩に注意しましょう
  • 子ども用のおもちゃにしたり、床の傷防止シートの代用にしたりと、工夫すれば自宅で再利用することもできます

引越し後に余った大量のダンボールは、置き場所に困るだけでなく部屋を散らかす要因になります。早くなんとかしたくても、どう処分して良いかわからず持て余している方は多いでしょう。

実はダンボールは家具の下敷きになったり、フリマアプリで出品した時の梱包資材になったりと、便利な活用方法がたくさんあります。そこでこの記事では、引越しで発生した大量のダンボールを処分する方法と、意外な活用術をご紹介します。

引越しで使用したダンボールの処分方法

それでは早速、引越しで使用したダンボールの処分方法についてみていきましょう。

現在日本では95%以上のダンボールが回収され、リサイクルされています。そのため、ダンボールは、基本的にリサイクルできる方法で処分しなければなりません。

  • 引越し業者に引き取ってもらう
  • 古紙回収業者に引き取ってもらう
  • リサイクル業者に引き取ってもらう
  • 不用品回収業者に引き取ってもらう
  • 資源ごみの日に出す
  • 「エコボックス」に入れる

引越し業者に引き取ってもらう

引越しの際に利用した引越し業者にダンボールを回収してもらう方法がありますが、回収は基本的に有料です。

業者によっては無料で引き取ってくれたり、引越しのパックに組み込まれていたりすることもあります。事前に連絡をして日にちを決めれば、業者が自宅まで引き取りに来てくれるので便利です。

ただし、無料の場合は引き取り回数が1回までなど回数制限が設けられていることもあるため、ダンボールの量があまりにも多すぎて複数回に分けないと回収できない場合は、追加料金が発生する可能性があります。

また、回収は引越し完了から1~3ヶ月以内など期限が決められていることもあるので注意しましょう。他社のダンボールや劣化が激しいダンボールは回収してくれない業者もいますので、事前にホームページなどで確認しておくと安心です。

<代表的な引越し業者のダンボールを回収>

引越し業者 回収にかかる手数料
日本通運 有料(見積もり時要希望/1回のみ/多量の場合は追加料金)

単身パック当日便に限り、使用済み資材の回収が無料(1回まで)

ヤマトホームコンビニエンス

※家族向け引越しサービスは休止中

サービスなし(単身者向け引越サービス)
サカイ引越センター 3,300円(税込)
アート引越センター 1回につき3,000円(税込)
アリさんマークの引越社 有料
アーク引越センター 記載なし
ハート引越センター 記載なし
アップル引越センター 無料
ハトのマークの引越センター 記載なし

※2022年4月時点

その他の業者に引き取ってもらう

引越し業者でなくても、ダンボールを回収してくれる業者は存在します。場合によっては、引越し業者に頼むよりも、安価に処分できる可能性もあるため、ここで確認しておきましょう。

  • 古紙回収業者
  • リサイクル業者
  • 不用品回収業者

古紙回収業者

古紙回収業者とは、使わなくなったダンボールや雑誌、新聞紙などを回収してくれる業者です。玄関先まで引き取りに来てくれる業者が多く利便性が高い一方、料金は業者によって異なり、紙の量や持ち込みなどの条件によっても無料・有料・買い取りなど変動します。なお、回収された古紙はリサイクルされ新たな紙製品として再利用されます。

リサイクル業者

引越し業者と同様に、事前に連絡してスケジュールを合わせ回収に来てもらいますが、即日対応してもらえることもあります。また、一度で引き取れる量に制限がある引越し業者と違って、大量のダンボールでも一度に回収してもらえるというのもメリットです。

ただし、注意すべきなのが自治体の許可を得ず無断で業務を行っている違法業者の存在です。違法業者を利用したことで、最初に提示された額よりも高額な料金を請求されたり、回収品を不法投棄されたりといったトラブルに発展する可能性があります。

ごみ処理事業を行うには、事業を安全に行うための知識及び技能を持っていることを市区町村が証明する「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要です。リサイクル業者を利用する場合は、その業者がきちんと許可を得ているか確認しましょう。

不用品回収業者

不用品回収業者に依頼してダンボールを引き取ってもらう方法もあります。自宅まで回収に来てくれる業者もあるので便利です。また、リサイクル業者と同様に、工場などで出る大量のダンボールも対象にしているため、一度に回収できる量が多いというメリットがあります。

ただし、こちらもリサイクル業者と同じように違法な業者が一部存在するため、利用前に「一般廃棄物収集運搬業の許可証」を持っているか確認しましょう。

資源ごみの日に出す

業者に依頼せず無料で手軽に処分できるのが、自治体の資源ごみの日に出す方法です。業者に連絡を入れてスケジュールを合わせる必要がないので手間が省けます。

しかし、各自治体の「資源ごみの日」以外には出せないため、自分の都合に合わせて出せない点はデメリットでしょう。資源ごみの回収タイミングによっては、長期間自宅に置いておかなければならないこともあります。地域によってはごみ出しの時間やごみを紐で縛るなどのルールが厳密に決められていたり、あまりにもダンボールが大量すぎると回収されなかったりするため注意が必要です。

「エコボックス」に入れる

資源ごみと同様に、無料でダンボールを出せるのが「エコボックス」です。ショッピングモールやスーパーなどに設置されている場合が多く、ほとんどが年中無休でいつでも利用できます。

無料でいつでも自由に使えるのがエコボックスの魅力ですが、設置場所まで自分でダンボールを持っていかないといけないのは難点といえます。また、ダンボールを紐でしばってまとめておく必要がある場合もあるため、事前に処分方法を確認しておきましょう。

引越しで使用したダンボールを処分する際のまとめかた

大量のダンボールは運びづらいため、処分するダンボールは捨てやすいようにまとめましょう。ダンボールのまとめ方はいろいろありますが、今回は簡単にダンボールをまとめる方法をご紹介します。以下のやり方を参考にして、ダンボールを処分しやすくまとめましょう。

折りたたんでまとめる

引越し後のダンボールは、折りたたんで同じサイズごとにまとめましょう。同じサイズごとにまとめることで、あとで縛りやすくなります。

また、ダンボールに粘着テープや留め具がついている場合は、取り除くようにしましょう。あらかじめダンボールと、粘着テープや留め具などのその他資源を分別しておくことで、リサイクルしやすくなります。

紙ひもで縛る

ダンボールを縛る際は、紙ひもを使いましょう。ビニールひもを使うと、回収した後にダンボールからビニールを外す手間がかかりますが、紙ひもはダンボールと一緒に処分できます。回収業者のために、ダンボールは紙ひもで縛りましょう。また地域によっては、縛るひもの種類が指定されていることがあります。ダンボールを処分する際には、自治体のホームページなどを調べて指示に従いましょう。

大量のダンボールを縛ると、運んでいる途中でほどけてしまうことがあります。ひもが緩まないおすすめの縛り方を3つ紹介します。

十字縛り

まずは「十字縛り」という一番シンプルな縛り方を紹介します。手順は次のようになります。

1 表から裏に向かってダンボールの中央にひもを横向きに巻く
2 ダンボールの裏面中央でひもを交差させ、ひもを縦むきにして表面へ引っ張る
3 表面に引っ張ったひもを手順1の横向きのひもにくぐらせる
4 緩まないようにひもを引き、きつく結ぶ

ダンボールの真ん中でひもを交差させることが、緩まないためのポイントです。十字がダンボールの真ん中で重ならないと、運んでいる途中でダンボールが落ちることがあります。

4の字縛り

次に「4の字縛り」という方法です。この縛り方なら、ダンボールを手早くまとめることができます。手順は以下の通りです。

1 床にひもを数字の4の形になるように置く
2 真ん中にダンボールを置き、ひもの左上の輪にダンボールの左上部を通す
3 右側のひもの先端を前面のひもの輪に通して下方向へ引く
4 手順3で引いたひもの先端と下に出ているひもをきつく結ぶ

ダンボールの大きさとひもの長さがあっていないと、運ぶときに緩む原因になります。ダンボールに合わせてひもの長さを調節しましょう。

キの字縛り

3つ目は「キの字縛り」という方法です。この方法なら、大きさの異なるダンボールも簡単にまとめられます。手順は次の通りです。

1 ひもをダンボールの下部1/3くらいの位置で裏面から表へ横向きに巻く
2 中央で左右のひもを交差させ、上下に引く
3 上へ引いたひもをダンボールの上部1/3くらいの位置を表面から横向きに一周巻く
4 上部のひも同士を交差させ、上へ引く
5 ダンボールをそのまま裏返す
6 上部のひもの先端を横のひもに通し、巻きつけてから下にひく
7 もう一本の横のひもにも同様に巻きつける
8 ダンボール下の端でひもをきつく結ぶ

縛る過程で緩んでしまうときれいにまとまらないので、ひもはしっかりと巻くようにしましょう。

引越しで使用したダンボールがリサイクルされる流れ

回収されたダンボールは、工場に集められて、圧縮されます。その後、国内外の製紙工場に輸送されます。納入されたダンボールは、水で溶解処理されて、繊維状になります。このとき、砂やプラスチックなどの異物を除去します。最後に、水分を絞り、乾燥させ、もう一度ダンボールに使われる紙(原紙)として生まれ変わります。

ダンボールは、水のみで溶かすことができること、使用した水も再利用できることからリサイクルしやすい古紙です。現在使われているダンボールの90%以上は、使用済みのダンボールから作られています。そのため、ダンボールは、「リサイクルの優等生」とも呼ばれています。

引越しで使用したダンボールを処分する際の注意点

ダンボールを処分する際は、引越し業者やその他業者に引き取りを依頼する方法や、資源ごみとして捨てる方法があることがわかりました。どのやり方でも簡単にダンボールを処分できます。しかし、どの方法においてもダンボールを処分する際には注意すべき点があります。次にダンボールを処分する際に気を付けるべき点について説明します。

汚れたダンボールは資源ごみには出せない

汚れのひどいダンボールや濡れたダンボールは、資源として再利用できないため、資源ごみに出せないことに注意しましょう。このような汚れたダンボールはハサミやカッターなどで細かく切り、自治体の指定に従って可燃ごみの日に捨てましょう。

処分するまで適切に保管しておく

ダンボールは湿気を含みやすくカビが発生しやすいため、資源ごみ回収日まで適切に保管する必要があります。ダンボールの保管には、大きいサイズのごみ袋やダンボール専用の収納を活用しましょう。

大きいサイズのごみ袋を使ってダンボールを保管する場合は、90リットルサイズのごみ袋がおすすめです。90リットルサイズのごみ袋は、ダンボールを25枚ほど収納できます。45リットルサイズのごみ袋の場合はダンボールを約12枚収納できますが、ごみ袋の口が小さいため大きなダンボールの保管には適していません。

大きなダンボールを保管する際は、90リットルサイズのごみ袋が適しています。ダンボールに合わせた大きさのごみ袋を使用しましょう。また資源ごみとして捨てる際は、ごみ袋から取り出してダンボールのみを捨てるように気をつけましょう。

ダンボール専用の収納とは、ダンボールを立てかけて保存できる収納器具です。最大でダンボール10枚ほど収納でき、家庭でのダンボール収納におすすめです。ショッピングサイトで購入でき、価格相場は1台およそ2,000~3,000円です。

ダンボールは湿気に弱いため、風通しの良い場所で保管しましょう。密室や湿気の多い場所で保管すると、カビや害虫などのトラブルが発生することがあります。いらなくなったダンボールは早めに処理することが大切です。

個人情報の漏洩に気をつける

ダンボールを処分する際には、個人情報の取り扱いにも注意しましょう。名前や住所が書かれたダンボールをそのまま捨てるのは大変危険で、個人情報の漏洩に繋がりかねません。伝票やシールをはがしても、ダンボール自体に個人情報が掲載されているケースもあります。

引越しの場合、ダンボールを置く部屋を指定するために、個人の名前を書いている場合が考えられます。その場合は、油性マーカーなどで黒く塗りつぶすようにしましょう。

引越しで使用したダンボールを捨てずに活用するアイディア

引越しで使用したダンボールは処分しなくても、アイディア次第で引越し後の忙しい時期や普段の生活で活用することができます。とくに、引越ししてすぐは、足りない生活用品が多いため、使用済みのダンボールがあると便利でしょう。

  • 簡易ごみ箱
  • 簡易テーブル
  • 家具の下敷き
  • 簡易シューズボックス
  • 簡易ベッド
  • 子供用のおもちゃ
  • キャットタワー
  • フリマアプリの梱包資材

簡易ごみ箱

引越しのときは、荷解きでたくさんの細かいごみが出ます。ごみ袋に捨てるのも良いですが、ダンボールの方が自立するので小さなごみを入れやすく、汚れたらすぐに捨てられるので衛生的です。ごみの種類別にラベルを貼って分別したり、リメイクシートを貼っておしゃれにアレンジしてごみ箱として使い続けたりしても良いでしょう。また、ごみ箱以外にも衣類や雑貨、小物類の収納にも便利です。

簡易テーブル

荷解きが完了してテーブルが準備できるまでの対策として、ダンボールを簡易テーブルにする方法もあります。テーブルクロスのような大きめの布をかぶせれば一目見ただけではダンボールとはわかりませんし、衛生面もいくらか安心です。

また、引越しの多い春の季節はお花見シーズンでもあります。簡易テーブルはお花見のときにも使えますし、解体して広げればレジャーシート代わりにもなるでしょう。

家具の下敷き

タンスや本棚、食器棚など重たい家具の下にダンボールを敷いて、床の傷を防ぐ使用方法もあります。特に賃貸物件の場合は、重たい家具を直接置いたことで床に傷をつけてしまうと退去時に修繕費用を請求される場合があります。持ち家であっても、せっかくの新居の床に傷をつけてしまったらショックでしょう。

そういった事態に備えて家具と床の間にダンボールを挟ませておくことで、床に傷がつくリスクを避けることが可能です。ダンボールを小さく切って家具の四つ角に敷いたり、大きめの家具ならそのまま敷いたりしても良いでしょう。

簡易シューズボックス

簡易シューズボックスとして再利用するのもおすすめです。ダンボールを積み重ねるだけで簡単に作れますし、靴が増えたらさらに積み重ねて追加できます。玄関に靴が雑然と置かれたままでいるのは見ていて気持ちの良いものではないでしょうし、簡易的なものでもシューズボックスがあれば玄関がスッキリして家の出入りもしやすくなります。

なお作る際は、大きなダンボールの中に靴が入る大きさのダンボールを入れることで強度を増すことが可能です。

簡易ベッド

引越し当日にベッドが用意できない場合もあるでしょう。そういった場合にダンボールは簡易ベッドとしても利用可能で、これは災害時の避難所でも活用されている方法です。床に直接寝るより体の冷えや痛みを抑えられるメリットがあります。

簡易ベッドは、ダンボールとテープとハサミがあれば簡単に作れます。ダンボールの対角線や十字に仕切りを入れれば、上からの圧に耐えられる強度を保てます。また、並べたダンボールの上にさらに余ったダンボールを敷けば、圧力もある程度分散できるでしょう。

子供用のおもちゃ

小さなお子さんのいるご家庭なら、ダンボールでおもちゃを作ってみてはいかがでしょうか。ダンボールを使った工作は、工夫次第で遊び方が無限に広がります。

例えば、絵を描いてボードゲームにしてみたり、ドールハウスやワンちゃんのおうちを作ってみたり、子どもが入れるサイズの秘密基地を作ってみても楽しいかもしれません。また、いつかは処分するダンボールだからこそ子どもの発想力に任せて好きに遊ばせることができますし、引越し用の大きなダンボールなら日常の工作遊びとはひと味違うダイナミックな創作に挑戦することもできます。

子どもと大人が一緒になって作れば、家族の絆も深まることでしょう。

キャットタワー

猫を飼っているおうち限定の方法にはなりますが、ダンボールはキャットタワーにも変身します。ダンボールに猫が入れるほどの大きさの穴を空け、中にタオルなどを敷きつめれば簡単に作れます。もう少し本格的に作りたい方は、複数のダンボールを階段状に積み上げていき、数ヶ所に猫サイズの穴を開けていけば、猫も大満足のキャットタワーのできあがりです。

フリマアプリの梱包資材

フリマアプリやネットオークションを利用する方にとって、ダンボールは貴重な梱包資材になります。商品が売れて購入者へ発送する際、梱包資材がなければどこかから調達してくる必要があります。お金を出して購入することもできますが、できるだけ無駄な出費は抑えたいものですよね。ダンボールなら商品を発送する箱として使うことも、解体して緩衝材として使うこともできます。

災害時の便利グッズ

使い終わったダンボールは、災害時には便利グッズとして活用できます。地震・大雨・台風など、一時的に避難所で生活することになった場合に、簡易ベッドや着替えの際の目隠しとして活用できたり、椅子として活用することで避難所の床に直接座ることによる冷えや体への負担を軽減できたりします。

また、こうした緊急時に最も困るものがトイレだといわれていますが、ダンボールは簡易トイレを作る材料にもなります。さらに、豪雨や台風で浸水被害が出た際には、水を入れたごみ袋をダンボールに入れて、土のうと同じように使えます。ごみ袋との組み合わせは貯水タンクとしても活用可能です。

このように、変形させやすくそれなりの強度があるダンボールは幅広い用途に活用できるので、災害時の備えとして備蓄しておくのもおすすめです。

引越しで使用したダンボールに関するよくある質問

最後に、引越しで使用したダンボールについて、よくある質問をまとめました。疑問に感じやすいポイントを確認しておきましょう。

ダンボールは資源ごみ?可燃ごみ?

自治体のごみ収集に出す場合、ダンボールは基本的に資源ごみに該当します。

ただし、資源ごみは、リサイクルするために収集されます。リサイクルができないダンボールは、資源ごみにはならず、可燃ごみの対象となります。具体的に資源ごみの対象外になるのは、「油・食べ物の汚れやニオイが付着したダンボール」「防水加工されたもの(ワックスが塗られたロウ引きダンボール)」です。

また、伝票やビニールテープが付いている場合は、外してから排出する必要があります。紙のガムテープも、自治体によっては剥がさなければなりません。

引越しで発生したごみの種類とそれぞれの処分方法は、こちらのページで詳しく確認できます。

ダンボールって買い取ってもらえる?

使用済みのダンボールは、数円でリサイクル業者に買い取ってもらえる場合があります。しかし、引越しで使用した程度の量では、基本的に売却は難しいと考えましょう。

一般的に、リサイクル業者は、大量に使用済みダンボールが発生するスーパーマーケットや工場、卸売業者などから買取を行っています。そのため、買取り業者では、「100kg以上から」などの条件が指定されているケースが多いようです。

個人の引越しで出る程度の量であれば、買い取ってまで引き取るメリットが少ないため、対応してくれる業者はあまりないといえるでしょう。少量であれば、回収費を取られることも考えられます。

一方、フリマアプリに出品すれば買い手が付く可能性があります。使用済みのダンボールでも売れる場合があるため、一時的に保管できるのであれば出品しても良いでしょう。

無料でダンボールを回収してくれる引越し業者は?

日本通運の単身パック当日便や、アップル引越センターを利用した場合は、引越しで使用したダンボールの無料回収サービスを受けられます。

公式サイトにサービスについての記載がない引越し業者もあるため、ダンボールの回収サービスも含めて、見積もり時に問い合わせておきましょう。有料での引き取りサービスがある業者も、金額が明記されていない場合があるため、見積もり時に金額の確認が必要です。

まとめ

ダンボールは、業者に引き取ってもらうか、自治体の指示に従って資源ごみとして処分しましょう。処分する際には分別して、ひもで縛ってまとめ個人情報の取り扱いに注意しましょう。

また引越しで不要になったダンボールは、処分する以外にも実はさまざまな用途があります。特に引越しで使うダンボールは強度が優れているものも多く、一度引越しで使用しただけでは大きく劣化はしないでしょう。ここで紹介した以外にも、ご自身の工夫によってさまざまなものに役立てられるはずです。

大量のダンボールを処分するのは、意外と労力のいる作業です。この機会にダンボールの家庭での再利用方法を考え、楽しく便利に有効活用してみてはいかがでしょうか?