新築祝いにおすすめの商品券・ギフトカード!種類や費用相場を解説

新築祝いにおすすめの商品券・ギフトカード!種類や費用相場を解説
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summary
  • 商品券やギフトカードなどの金券や現金は相手が今欲しい物を手に入れることがでるので新築祝いの品物としておすすめです
  • 「新築祝い」は戸建てやマンションを購入したときに贈るのに対し「引越し祝い」は中古の戸建てやマンションを購入した場合や賃貸住宅から賃貸住宅へと引っ越したときに贈ります
  • 商品券を贈るタイミングはお披露目会に参加するかどうかで変わりますが基本的に引越しから半月~1ヶ月以内を目安に贈りましょう    

新築祝いに何を贈るか悩んだら、商品券を選んでみてはいかがでしょうか。この記事では新築祝いで贈る商品券に焦点を当て、新築祝いの定義や商品券を贈るのに適した相手、商品券を贈るタイミングなど詳しく解説します。悩まれることの多い、「のし(熨斗)」のつけ方についてもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

新築祝いとして商品券は喜ばれる

3枚の1000円ギフトカード

商品券を贈ると雑に思われる?

商品券を贈るのは失礼にあたるのではと思う方も多いかもしれません。商品券は贈った金額がはっきりわかるため、新築祝いの品物にはふさわしくないという声もあります。しかし、商品券を贈ることは相手が今欲している物などを手に入れることができますので、好みではない物や使われるかわからない物を贈るより、実用性があると言えます。また、新築費用や引越しにも費用がかかるため、商品券やギフトカードなどの金券や現金は、実は喜ばれやすい新築祝いと言えます。

引越し祝いとの違い

新築祝いによく似た言葉に、「引越し祝い」があります。違いをご存知でしょうか?新築祝いとは、「新築」の戸建てやマンションを購入した場合に贈られるお祝い品です。一方、引越し祝いとは、「中古」の戸建てやマンションを購入した場合や賃貸住宅から賃貸住宅へと引っ越した場合に贈られるお祝い品です。ちなみに、新築の賃貸マンションに引っ越した場合は引越し祝いを贈ります。新築祝いと引越し祝い、どちらなのかによって贈り物につける「のし」に記載する表書きも異なるため、違いを理解しておきましょう。

商品券を贈るのに適した相手

商品券は、誰に贈っても喜ばれるのでしょうか?商品券は確かに喜ばれやすいですが、誰にでも贈って良いアイテムではありません。ここでは、贈るのに適した相手を説明します。

職場の上司や親戚のおじ・おばなど「自分よりも目上の人」に商品券を贈ることは、避けた方が良いでしょう。なぜなら、商品券は「お金に困っている」ことを連想させるアイテムだからです。「生活の足しにしてください」という意味合いに捉えられる可能性があります。これでは、せっかく新築祝いを贈っても失礼な行為と受け取られかねません。また、商品券は大変実用的なアイテムのため、「心を込めて選んだ」というよりも「選ぶ手間を省いた」と捉えられる可能性もあります。目上の人に新築祝いを贈る場合は、商品券ではなく「品物」を贈るのがベストです。

目上の人以外、つまり親しい友人や自分より年下の家族・親戚や職場の同僚などには商品券を贈っても大丈夫です。むしろ「品物」よりも喜ばれるケースが多いでしょう。ただし、もしかして希望の品があるかもしれませんので、事前に商品券を贈っても問題ないか確認し、喜ばれる新築祝いを贈ってくださいね。

新築祝いで喜ばれる商品券の種類

クレジットカード系

クレジットカード系の大手企業では、1,000円券と5,000円券など数種類の商品券(ギフトカード)を販売しています。贈られた相手はショッピングやグルメ、宿泊、スポーツなど幅広いジャンルから自由に使い道を選べます。ギフトカードは百貨店やスーパーマーケット、レストラン、ホテル、ゴルフ場など全国100万店以上のギフトカード取扱店で利用できます。インターネットまたは全国3,000店以上の販売店で、現金またはクレジットカードで購入が可能です。

ショッピング系

ショッピング系の大手企業では、500円券と1,000円券の2種類の商品券を販売しています。親会社の商品券であれば、親会社の運営するショッピングモール内の買い物や食事、映画鑑賞に使用できることはもちろん、子会社・グループ会社管轄のスーパーマーケットなどでも使用でき便利です。

旅行系

大手旅行会社では、旅行券・商品券・カタログギフトの3タイプのギフト商品を販売しています。旅行券は1,000円・5,000円・10,000円の3種類、商品券は1,000円・5,000円の2種類、カタログギフトは8種類のコースがあります。旅行券は国内外問わず旅行に使用でき、商品券は全国100万店以上のギフトカード取扱店での買い物や食事、宿泊などに使用できます。また、カタログギフトには全国の名旅館・ホテルの宿泊プランや、世界の雑貨やグルメ、日本の伝統工芸品など幅広い商品群がラインナップされており、シーンや予算に合わせて購入できます。ギフト商品はインターネットかグループ店舗、またはFAXから購入可能です。

飲食関連系

飲食系の大手企業では、全国35,000店で利用できる「共通お食事券」を販売しています。1枚500円×お好きな枚数をホームページ内で購入できます。店内飲食以外にテイクアウトにも利用できる場合もあります。対象店舗は、ファストフード店やファミレスなど多彩。なかには有効期限のないのものあるようです。引越しの荷解きがひと段落したところで、外食を楽しんではいかがでしょうか。

 

【相手別】新築祝いの金額相場

友人や職場関係者

友人への新築祝いの相場は、約5,000~10,000円です。新築祝いの種類としては、商品券やギフトカード、現金の人気が高く、具体的な物を贈るよりも金券や現金を贈って、好きな物を買ってほしいと思う傾向が強いようです。特に親しい間柄であれば、予算内で何が欲しいかリクエストを聞くのも一案です。ただし、あまりに高価なプレゼントは、お返しに困ってしまうため避けた方が良いでしょう。

職場関係者への新築祝いの相場は、相手の立場により異なります。相手が上司や目上の方の場合は約10,000~30,000円、同僚や部下の場合は約3,000~10,000円です。なお、上司や目上の方にはブランドもののタオルや食器などの日用品や、高価なインテリア用品などが人気です。前述の通り、商品券などの金券は避けましょう。同僚・部下の場合は金券でも構いません。

兄弟や親戚

兄弟・親戚への新築祝いの相場は、約30,000~50,000円です。新築祝いのアイテムとしては家電が一番人気で、あまり大きすぎる物よりかは、両手で持てるくらいのサイズの物が適切とされています。例えば空気清浄機や加湿器、お掃除ロボット、電気無水鍋などは、新生活で重宝されるでしょう。また、家電と同じくおしゃれな雑貨など、新居にふさわしいインテリア用品も喜ばれます。

親子

親子間における新築祝いの相場は、約50,000~100,000円です。自分との関係性が3ケースの中で最も濃いため、相場も一番高くなります。ただし、両親へ新築祝いを贈る場合は、そもそも子どもからもらうのは気が引けると考える場合もあります。事前にもらう意思があるか確認しておくと良いでしょう。なお、両親から子どもへの新築祝いには商品券、ギフトカード、現金などが人気です。新居のレイアウトが決まっていることから、テレビや冷蔵庫などの大型家電は避けた方が良いアイテムですが、親子間であればそこに踏み込めるため、渡しても良いでしょう。

新築祝いで商品券を贈るタイミング

1000円のギフトカード

お披露目会に参加する場合

お披露目会に参加する場合は、当日に新築祝いを手渡すか、前日までに配送しましょう。当日持参する場合は、プレゼントの比較を避けるため、他人の目の届かないタイミングを見計らって渡すのがベストです。もしそのあたりの状況が読めない場合は、当日は簡単なお菓子やお酒などを持参し、「後日渡します」と伝えても良いでしょう。新築祝いを渡す相手は、懇意にしている相手です。例えばご主人と親しければご主人に、奥さんと親しければ奥さんに渡しましょう。

お披露目会が開催されるが参加しない場合

お披露目会が開催されるが、事情があり参加しない場合は、引越しから半月~1ヶ月以内に新築祝いを送りましょう。新築祝いを送るマナーとしては、相手が引越しで慌ただしくしている期間を避けることです。通常であれば、お披露目会も半月~1ヶ月後程度で行われる場合が多いです。ただし、その期間内に送れなかったとしても2ヶ月以内までならマナーとして遅くはありません。

お披露目会が開催されない場合

近年では住宅を新築しても、お披露目会が無い場合も多くなっています。お披露目会が開催されない場合は、参加しない場合と同様に、引越しから半月~1ヶ月以内を目安に新築祝いを送りましょう。

引越しを後から知った場合

新築祝いを贈るかどうかは、相手との関係性によります。そこまで親しくない間柄で、引っ越したことを後から知った場合は、無理にお祝い品を贈る必要はありません。かえって、相手も恐縮するかもしれません。ただし、親しい間柄であれば、お祝いごとが遅れることはさほど重要な問題ではありませんので、お詫びの言葉を一言添えて、渡せるときに渡した方が良いでしょう。

 

新築祝いのマナー

贈る時期

新築祝いは、引っ越した相手の状況を考えて贈るのがマナーです。引っ越してすぐの頃は相手も慌ただしくしている場合が多いので、引越しから少し間を空けて贈るのが一般的です。お披露目会に参加する場合は当日持参するケースが多いですが、お披露目会が無かったり、参加しなかったりといった場合は、新築後半月~1、2ヶ月の範囲内で新築祝いを贈るのが適切です。

新築マンションへ入居する場合

一戸建て以外の、マンションでも「新築祝い」を贈るべきなのか迷いますよね。結論からお伝えすると、マンションでも新築なら「新築祝い」が適用されます。新築祝いとは、入居者のために新しく住居を建てたお祝いのことです。そのため、マンションを新築で購入した場合も該当します。ちなみに、企業が自社ビルや事務所、店舗を新築した場合も「新築祝い」となりますが、中古住宅を購入した場合や、賃貸から賃貸への引越しは「引越し祝い」となり、「新築祝い」とはなりません。

新築祝いの「のし」のつけ方 

のし(熨斗)とは

一般的にのしとは、お祝い品に付ける用紙を指します。デパートなどで品物を包んでもらう際、必ずと言って良いほど「のしはいかがなさいますか?」と聞かれます。のしの由来は、縁起の良いとされる「あわび」を薄く伸ばして乾燥させた「伸しあわび」で、「伸しあわび」の「伸し」が「のし」へと変化したとされています。本来は品物や祝儀袋の右上に付ける六角形の飾りを「のし」、用紙は「のし紙」となりますが、現代では「のし=のし紙」のイメージが定着しています。お祝い品を購入したデパートなどで、そのままのし掛けをしてもらう場合が多いですが、のし紙自体はコンビニやドラッグストア、100円ショップで販売していることもあります。

のしについてはこちらの記事をご覧ください。

表書きについて

のし紙には、「表書き」と「名入れ」が必要です。表書きとは、のし紙の上段に書く、贈り物の目的に関する記載のことです。お祝い品にはさまざまなパターンがあります。例えば入学、成人、出産などのお祝いなら「御祝」、結婚のお祝いなら「御結婚祝」「寿」などと記載するのが一般的です。自分でのし紙に表書きを書く場合は、ボールペンではなく毛筆や筆ペン、サインペンなどを使って、「のし」と「水引」にかからないように書きましょう。

名入れについて

名入れとは、のし紙水引の下に書く贈り主の名前のことです。基本的に本名(フルネーム)で書くのがマナーですが、贈る相手が目上の方の場合、姓のみでも問題ないとされています。複数人で贈る場合は、職場なら年齢や役職が高い順、夫婦なら男女の順に右から書いていきます。特に順位が無い友人や同僚同士の場合は、五十音順で構いません。なお、関係者があまり多くなる場合は、「○○一同」や「有志一同」などとまとめて記載することもできます。

水引について

水引とは、のし紙中央に印刷されている紅白の「帯紐」を指します。水引の本数は基本的に5本ですが、豪華にしたい場合は10本、反対に簡単に済ませたい場合は3本などとするもあります。水引の結び方には主に2種類があり、何度も結び直せる「蝶結び」は、出産や進学、お中元など一般的な慶事のお祝い品に使用されます。一方、固く結ばれほどくことが難しい「結び切り」は、人生において「一度きりであるべき」とされる結婚や弔事で使用されます。どちらを選択したら良いかわからない場合は、「蝶結び」を選択すると無難です。

まとめ

商品券は、引越しを終えたばかりの相手にとても喜ばれる、新築祝いの一つです。新築祝いにはタオルや洗剤などの「品物」が選ばれがちですが、相手の好きな物を購入できる商品券は、実用性の高いアイテムと言えます。ただし、商品券を贈る場合は贈る相手やマナーに注意しましょう。自分よりも目上の方には、贈らない方が無難です。ぜひこの記事でご紹介した商品券の種類や金額の相場、のしの付け方などを参考に、相手に喜ばれる新築祝いを贈ってください。